国内 2023.07.08

元日本代表監督の向井昭吾氏、花園近鉄ライナーズのヘッドコーチに就任。

[ 編集部 ]
元日本代表監督の向井昭吾氏、花園近鉄ライナーズのヘッドコーチに就任。
2019年、コカ・コーラレッドスパークスの監督を務めていたころの向井昭吾氏(撮影:Hiroaki.UENO)


 花園近鉄ライナーズのヘッドコーチに、元日本代表監督の向井昭吾氏(61歳)が就任することが7月3日に発表された。
 東芝府中(現・東芝ブレイブルーパス東京)の監督時代に日本選手権3連覇を達成し、2000年末に日本代表監督に就任して2003年ワールドカップまでブレイブブロッサムズを率いた向井氏。その後、コカ・コーラレッドスパークスでも指揮を執り、GMなどを務めた経験もある。

 リーグワンで花園近鉄ライナーズはディビジョン1残留を決めたが、昨季レギュラーシーズンは1勝15敗と苦しんでおり、経験豊富な向井氏の指導力が期待される。

 同日は4人の新加入選手も発表され、静岡ブルーレヴズで8季プレーしたCTB小林広人(30歳)がライナーズの一員となり、「早くライナーズのラグビーを理解して試合に出場できるように頑張ります。またBKには若手選手が多いので、私が培ってきた知識も伝えていけたらと思います」と意気込みを述べた。

 そのほか、ニュージーランドからHOアンドリュー・マカリオ(31歳/前・ハイランダーズ)とLO/FLジェームス・ブラックウェル(28歳/前・ハリケーンズ)を獲得し、南アフリカのライオンズのユース選手だった19歳のCTBブレンダン・ベンターも花園近鉄ライナーズの新メンバーとなり、貢献を誓う。
 ニュージーランド代表に近づきオールブラックスXVに招集されたことがあるマカリオは、「花園近鉄ライナーズのために全力を尽くすと同時に、この美しい国日本で家族と楽しい時間を過ごすことを楽しみにしています」とコメントした。

PICK UP