国内
2023.05.19
日本代表のシオサイア・フィフィタが移籍へ 花園近鉄ライナーズを退団
ラグビーの日本代表でもあるシオサイア・フィフィタが、花園近鉄ライナーズを退団することが5月19日に発表された。世界規格のパワフルなCTB、WTBである24歳のフィフィタは、今秋のワールドカップでも活躍が期待されるひとりで、来季は他チームでプレーすることとなる。
フィフィタはトンガ出身。日本航空高校石川、天理大学を経て、ライナーズには2021年から在籍していた。日本代表としては2021年6月26日のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦でデビューし、これまで12キャップを獲得している。
今季リーグワンのディビジョン1で12位(最下位)に終わるも、入替戦を制して最高峰グループ残留を決めたライナーズだが、2021年度から指揮を執ってきた水間良武ヘッドコーチは退任する。
フィフィタ以外の選手では、現役ラストゲームでプレーヤー・オブ・ザ・マッチの活躍を見せたベテランHO樫本敦(35歳/13季在籍)らが勇退となる。
今季第15節のコベルコ神戸スティーラーズ戦でトライを決めディビジョン1初勝利に貢献したWTB/FB南藤辰馬(32歳/10季在籍)、8季在籍したPR淺岡勇輝(30歳)、3季在籍したFL丸山尚城(27歳)も退団。
海外出身選手では、PR/HOイエレミア・マタエナ(27歳)、LO/FLワイマナ・カパ(24歳)、LOサム・ケアード(26歳)、そしてSOジャクソン・ガーデンバショップ(28歳)がライナーズを去る。