各国代表 2022.07.16

イングランドが豪州ツアー勝ち越し シドニーでの最終戦を制す

[ 編集部 ]
イングランドが豪州ツアー勝ち越し シドニーでの最終戦を制す
後半、勝利を引き寄せるトライを決めたイングランド代表のマーカス・スミス(Photo: Getty Images)


 来年フランスで開催されるラグビーワールドカップで20年ぶりの優勝を目指すイングランド代表は、今夏、オーストラリアに遠征し、同国代表“ワラビーズ”とのテストシリーズを2勝1敗で制した。

 ツアー初戦では、2016年から続いていた対オーストラリア代表戦の連勝を「8」で止められたイングランド代表だが、翌週はブリスベンでやり返し、7月16日にシドニー・クリケット・グラウンドでおこなわれた最終戦は21-17で競り勝った。

 イングランドは前半、相手に最初のトライを許し、追う展開となったものの、ハーフタイム前、ゴールに迫ってアドバンテージを得て攻め続け、FBフレディー・スチュワードが逆転トライを決め、11-10で折り返した。

 後半は、CTBオーウェン・ファレルのペナルティゴールで加点したあと、迎えた54分(後半14分)、相手ボールのラインアウトが乱れると、プレッシャーをかけ、こぼれ球を拾ったSOマーカス・スミスがハーフウェイからゴールへ走り切り、リードを広げた。

 オーストラリアは65分に連続攻撃をHOフォラウ・ファインガアがフィニッシュし、4点差に詰めたが、終盤、イングランドは粘り強い守りで相手に追加点を許さず、接戦を制した。

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