セブンズ 2022.05.21

男子セブンズ日本代表、ワールドシリーズ通算500試合出場達成するもトゥールーズ初日2連敗

[ 編集部 ]
男子セブンズ日本代表、ワールドシリーズ通算500試合出場達成するもトゥールーズ初日2連敗
アルゼンチン選手にタックルされる石田大河(Photo: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby)


 ワールドラグビーセブンズシリーズ2022はトゥールーズ大会(フランス)が5月20日に開幕し、男子セブンズ日本代表は初日、プールAで2連敗に終わった。

 男子セブンズ日本代表は今大会初戦がワールドシリーズ通算500試合目となり、前・第6ラウンドのバンクーバー大会(カナダ)で優勝したアルゼンチンに挑んだが、5-43と完敗した。
 開始15秒で失点したあと、前半4分に石田大河(シャイニングアークス東京ベイ浦安)が1対1を振り切ってゴールに持ち込み、5点を奪い返したが、南米の雄が主導権を握って点差を拡大。
 後半には、昨年の世界最優秀セブンズ選手である22歳のマルコス・モネータが登場して見事なフットスキルも見せ、約5分間でハットトリックを達成した。

 黒星発進となった日本は、2戦目でイングランドと対戦し、10-21で敗れた。
 序盤、第1戦に続いてまたもラインアウト失敗から相手にボールを渡してトライを奪われ、5分にはカウンターラックでターンオーバーとなり、連続失点。
 ハーフタイム前にゴールに迫るも得点できず、0-14で折り返すと、後半2分、ブレイクした相手選手に対して野口宜裕(セコムラガッツ)などがしぶとく食らいついたが、イングランドのサポートは速く、点差は広がった。
 日本は終盤、共同キャプテンのひとりである石井勇輝(シャイニングアークス東京ベイ浦安)が1対1を振り切るなどして2トライを奪い返したが、2連敗となった。

 日本は大会2日目におこなわれるプールAの最終戦でカナダと対戦し、その後は順位決定戦に臨む。

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