国内 2022.04.14

宗像サニックスBは譲渡先見つからず入替戦辞退 D2の1位と宗像除くD3最上位は自動昇格

[ 編集部 ]
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宗像サニックスBは譲渡先見つからず入替戦辞退 D2の1位と宗像除くD3最上位は自動昇格
最後まで熱く、激しく。順位決定戦へ向け集中する宗像サニックスブルース(撮影:Hiroaki.UENO)


 ジャパンラグビー リーグワン2022の入替戦フォーマットが決まった。
 次のシーズンへ向けて、チームを再編成して運営方針も変更となるNTTドコモは会員資格の再審査を受けることになり、来季もリーグワンへの参加を希望しているが、ドコモが運営する新たに編成されるチームは来季はディビジョン1へ参加しないことがリーグワンの理事会で決定し、再審査(5月中旬まで)を経てディビジョン3に入る見通し。

 これにより、今季ディビジョン1からは、NTTドコモレッドハリケーンズ大阪を除く下位2チームが入替戦に出場することになり、ディビジョン2の1位チームが自動昇格となる。

NTTドコモレッドハリケーンズ大阪。現在、ディビジョン1で12節を終えた時点で10位(撮影:松本かおり)

 また、2022年5月末をもって活動を休止する宗像サニックスブルースは、ジャパンラグビーリーグワン会員資格譲渡先が現段階で見つからなかったため、昇格機会の辞退を申し入れ、入替戦に出場しないことが決まった。

 そのため、宗像サニックスブルースがディビジョン3の順位決定戦で1位になった場合、同2位チームが自動昇格となる(ブルースが2位以下になった場合、1位チームが自動昇格)。

D3からの自動昇格を争う豊田自動織機シャトルズ愛知と清水建設江東ブルーシャークス(撮影:平本芳臣)

 今季のディビジョン1は、プレーオフトーナメントに進む上位4チームを除いた5位以下はリーグ戦(全16節)の成績で順位を決定する。ディビジョン2およびディビジョン3の最終順位は、4月23日~5月8日に実施予定の順位決定戦の結果で決定し、入替戦の組み合わせも最終順位によって決まる。

 入替戦は5月下旬におこなわれる予定で、対戦が決まった各チーム間の2回戦(ホスト&ビジター)で勝者を決める。

ディビジョン1への昇格を目指す三菱重工相模原ダイナボアーズのマイケル・リトル(撮影:松本かおり)

【自動昇格】
来シーズン、ディビジョン1(以下、D1)が全12チームから1チーム減となることから、ディビジョン2(以下、D2)の1位チームが自動昇格。同様にD2が全6チームから1チーム減になるので、ディビジョン3(以下、D3)の1位チームが自動昇格。

【ディビジョン1/ディビジョン2 入替戦】
(1)NTTドコモレッドハリケーンズ大阪を除くD1の下位2チームが入替戦出場。
(2)入替戦に出場するD2の上位チームは、D2の最終順位が2位と3位の2チーム。

【ディビジョン2/ディビジョン3 入替戦】
■宗像サニックスブルースがD3の1位になった場合:
D3・2位のチームが自動昇格。3位のチームがD2・6位チームとの入替戦に出場。

■宗像サニックスブルースがD3の2位以下になった場合:
D3・1位チームが自動昇格。1位と宗像サニックスブルース以外のチームが、D2・6位チームとの入替戦に出場。

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