セブンズ 2021.12.04

ドバイで厳しい戦い続く。男子セブンズ日本代表、ワールドシリーズ第2戦も初日3連敗。

[ 編集部 ]
ドバイで厳しい戦い続く。男子セブンズ日本代表、ワールドシリーズ第2戦も初日3連敗。
南ア戦でタックルされ懸命にボールをつなごうとする副島(Photo: Getty Images)


「HSBC ワールドラグビーセブンズシリーズ 2022」の第2ラウンド・ドバイ大会(男子)は、現地時間12月3日にプールステージの戦いがおこなわれ、第1ラウンドで12チーム中最下位だった日本は、今回も南アフリカ、イギリス、アイルランドと同組に入り、3連敗。大会最終日の4日は9~12位を争うトーナメントに進むこととなった。

 日本は初戦で第1ラウンドチャンピオンの南アフリカに挑んだが、スピード、ダイナミズム、スキルなどで圧倒され、完全に相手のペースで試合は進み、0-48と完敗。

 第2戦ではイギリスと対戦し、14-36で敗れた。
 日本は前半、なかなか自陣から出られず、タックルミスもあって3連続トライを許してしまう。ハーフタイム前に中川和真が1対1を制して中央を抜けゴールへ走り切り、大差をつけられた後半5分にはボールをつないで副島亀里ララボウ ラティアナラがディフェンスをひきつけ、パスをもらった主将のジョニー・ファアウリがフィニッシュするなど反撃したが、脅かすまでには至らなかった。

 プールA最後のアイルランド戦は、序盤こそ競ったものの、前半4分に相手のスピードスターに右外を突破され先制を許すと、6分にはハンドリングエラーでピンチを招き、スクラムからの攻撃であっさりトライを奪われた。0-19で迎えた後半早々にもブレイクスルーされ、石田大河が懸命に追ってゴール前で止めたものの、ボールをつながれ点差は広がった。その後、アイルランドのパワフルなランナーにタックルを弾き飛ばされ失点し、終盤にはプレッシャーでボールを失いトライにつなげられるなど、一方的な展開となり、0-41と大敗した。

 日本は9~12位トーナメントの初戦でプールC3位だったスペインと対戦する。

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