その他 2021.09.09

『OVER THE TOP』で新しいダイエットを。ラグビー+格闘技の長倉立尚氏がフィットネスジム開設

[ 編集部 ]
『OVER THE TOP』で新しいダイエットを。ラグビー+格闘技の長倉立尚氏がフィットネスジム開設
啓光学園(現・常翔啓光学園)時代には花園を制した長倉立尚さん
ブルックリンのストリートをイメージしたエントランス。内装やデザインはラグビー仲間のサポートを受け、おしゃれに仕上がった
2階のトレーニングエリアは清潔感があり、クリーンな感じ。1階エントランスと2階のトレーニングエリアで世界観を変え、階段を昇って靴を脱いだらスイッチが入るようなイメージでデザインしてある



 ジム名の由来はラグビーの反則から。
 笑いながらも「ラグビー用語をどうしても使いたくて。越えていく、という言葉のイメージは悪くないですから」。

 元総合格闘家の長倉立尚氏(37歳)が代表となり、この9月から都内に〝ファイトフィットネスジム〟『OVER THE TOP』を開いた。
 ラグビーと総合格闘技の世界で培った減量、ボディメイク指導には絶対の自信があり、「ファイトスポーツの動きを取り入れた新しい形のフィットネスをぜひ体感してほしい」と語る。

 ジム入り口には、ラグビー日本代表の田中史朗、柔道の吉田秀彦氏、野村忠宏氏、競泳の北島康介氏らに贈られた祝いの花がずらりと並んでいる。
 長倉代表は大阪・啓光学園(現・常翔啓光学園)でFWの主力として全国高校大会を制し、関西Aリーグの立命館大でも活躍。大卒後に格闘家に転身してからは、打撃中心の獰猛なスタイルと“ハカ”の入場パフォーマンスでも人気を博した。

 昨秋の現役引退後からおよそ1年でオープン。ダイエットへの探求は、試合の契約体重に合わせての厳格な減量を20回以上もこなしてきた実体験からだという。
 10キロ以上落とした経験もあり、「ノウハウを全て伝えることができます」と胸を張る。
 もちろん、そんな厳しさや苦しみを押し付ける訳もなく、個々にカウンセリングをし、適切なプログラムを提案して、会員一人ひとりに寄り添うようにと考えている。

「体重を見て結果に満足するのも大事なことですが、体重はあくまでも数字です。しっかり鍛えて、確かなものをちゃんと食べて、体型や見た目で自分が理想とする健康的な体になればいい。まずは1か月で実感してもらえると思います」

 個々の目標に合わせ、現役選手も含めた格闘技経験者のスタッフからほぼマンツーマンでの指導を受けられるシステム。
 それでいて、ジム未経験者でもハードルは決して高くない。

 常駐する長倉代表が「やってみたいことを言ってもらって、気軽に使ってもらえたら」と語るように、自由度の高さが売りだ。月額会員は営業時間内であれば毎日でも通うことができる。

 ウエイト器具やサンドバック、ボルダリングの設備もある。スポーツ経験のない人にも、ミット打ち、サーキットなどの本格的なワークアウトを楽しみながら取り組んでもらいたい。

「痩せることだけじゃなくて、パンチやキックのテクニックが上達する喜びも味わえます。エクササイズとして楽しい、飽きにくいというのは大事なこと」と長倉代表は話す。

 東京メトロ日比谷線小伝馬町駅から徒歩1分。
 表通りに面したマンション一階の入り口から階段を上がると、真っ白く輝くマットと、格闘技のリングで実際に使用される金網が眼前に広がるおよそ120㎡の空間。換気などの感染対策もしっかりと施され、開放的でシンプルに整備されている。

「男くさくなく清潔感の溢れる場所にしたかった。白いジムで、『映え』も狙っています」
 格闘技やラグビーファンだけでなく、若者や女性からの評判も広がりそうだ。

『OVER THE TOP』
(9月のオープン記念期間に無料体験を申し込めば、入会金、初月費が無料)
東京都中央区日本橋小伝馬町8-3 BEKKA2F
TEL03-6820-0754
info@overthetop.jp



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