各国代表
2021.08.24
オールブラックスはフォスター体制で2023W杯に臨む ヘッドコーチに再任
世界一奪還を目指すニュージーランド代表“オールブラックス”は、イアン・フォスター体制で2年後の大舞台に臨む。ニュージーランドラグビー協会は8月24日、フォスター ヘッドコーチが2023年のラグビーワールドカップ終了まで再任されたと発表した。
2019年のワールドカップ日本大会で3位に終わったオールブラックス。アシスタントコーチとして8年間携わってきたフォスターが昇格して指揮するようになったのは2020年からで、これまで11試合を戦い8勝2敗1分(勝率73%)という成績だが、同協会のマーク・ロビンソンCEOは「イアンは最初に任命されて以来、新型コロナウイルスによる困難な状況のなかさまざまな課題に直面しているが、驚くべき落ち着きと決意を示し、すべてを信じられないほどうまくリードしている」と評価。ライバル、オーストラリア代表とのテストシリーズを制して19年連続のブレディスローカップ保持を決め、13人のニューフェイスを代表チームに迎え入れるなど新たな選手育成にも取り組んでおり、信頼を勝ち取った。
ジョン・プラムツリー(FWコーチ)、スコット・マクラウド(ディフェンスコーチ)、グレッグ・フィーク(スクラムコーチ)、ブラッド・モーア(アタックコーチ)といったアシスタントコーチも契約延長になる見通し。
フォスター ヘッドコーチは、「ラグビーワールドカップ2023に向けてチームを成功させ続けたいと思っています。課題はありますが、チームを未来に導くことに本当に興奮しています。仕事に没頭するのが待ちきれません」と決意を述べた。