海外 2021.06.12

姫野が大舞台へ、ハイランダーズ決勝進出! クルセイダーズ得失点差で届かず

[ 編集部 ]
姫野が大舞台へ、ハイランダーズ決勝進出! クルセイダーズ得失点差で届かず
6月11日のブランビーズ戦でハイランダーズの勝利に貢献した姫野和樹(Photo: Getty Images)


 日本代表の姫野和樹が所属するハイランダーズ(ニュージーランド)が、ニュージーランドとオーストラリアのチームが参加した「スーパーラグビー トランス・タスマン」でプレーオフ決勝に進むことが決まった。

 6月11日にレギュラーシーズン最終戦を終え、5勝0敗(総勝点23)でライバルの結果を待っていたハイランダーズ。プレーオフ進出を争ったクルセイダーズが12日にシドニーでメルボルン・レベルズを52-26で下し、総勝点で並んだが、得失点差でハイランダーズが上位となり、2位通過でファイナル進出が決まった。

レベルズ戦でプレッシャーをかけられるクルセイダーズのウィル・ジョーダン(Photo: Getty Images)

 2017年から5年連続でスーパーラグビーの栄冠に輝き、ニュージーランドの絶対的王者といわれるクルセイダーズは、ハイランダーズを上回るためには最終戦でトライを量産してボーナスポイントを獲得することが必要で、さらに、33点差以上をつけて勝たなければならなかった。奮闘するレベルズにプレッシャーをかけられながら、なんとか8トライを挙げてボーナスポイントは得たものの、条件クリアまであと7点と迫った終盤の後半35分、怒涛の攻撃でWTBレスター・ファインガアヌクがゴールラインを越えたが、ダブルムーブメントの反則があってトライは認められず、結局、33点差をつけることはできなかった。

1位通過のブルーズ。12日のフォース戦でソトゥトゥがトライを挙げ歓喜の仲間たち(Photo: Getty Images)

 1位通過はブルーズ。12日に地元オークランドでウェスタン・フォースを31-21で下し、5勝0敗(総勝点23)となって得失点差でハイランダーズを上回ったため、ホームで決勝を戦う権利をつかんだ。
 スーパーラグビー トランス・タスマン初代王座をかけたブルーズ対ハイランダーズのプレーオフ決勝は、6月19日にイーデンパークでおこなわれる。

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