国内 2021.03.23
トップリーグ、第5節はここを見る。日豪“異種”SO対決が鍵握るリコー対キヤノン、全勝決戦のトヨタ自動車対サントリーに注目!【J SPORTSで全試合LIVE配信】

トップリーグ、第5節はここを見る。日豪“異種”SO対決が鍵握るリコー対キヤノン、全勝決戦のトヨタ自動車対サントリーに注目!【J SPORTSで全試合LIVE配信】

[ 編集部 ]

 4戦目にして今季初勝利を手にしたキヤノン。田中史朗、キャプテン田村優らキャップ保持者の移籍組、エドワード・カーク、ホセア・サウマキら元サンウルブズ勢、南ア代表46キャップのジェシー・クリエルなど、経験豊富なメンバーが揃う。ジャパンの躍進を支え、サントリーで結果を残した沢木敬介監督の手腕が、ここに来て実を結び始めている。なお、ジャパンで大活躍してきたNO8アマナキ・レレイ・マフィの電撃移籍も発表され、さらなる戦力充実が期待されている。

スーパーラグビーのレッズから移籍の22歳。アイザック・ルーカス(松本かおり)

 この試合、注目はタイプの異なる10番対決。リコーのアイザック・ルーカスは、2年連続U20豪州代表、レッズで活躍、ワラビーズ入りも期待されていた逸材。切れ味鋭いランで自ら積極的に仕掛ける。キヤノンの10番を背負うのは、ジャパン63キャップの田村優。開幕節NTTドコモ戦でのビッグゲインなど、ラン能力も秘めるが、持ち味は正確なキックとパスを駆使した落ち着いたゲームコントロール。異なるタイプのSOによる異なるゲーム演出が、この対戦の展開の鍵を握る。

全勝対決は80分間のフィジカルバトル?
トヨタvsサントリー

 ボールキャリー、ラインアウトモールなど、今季もトヨタ伝統のフィジカルは健在。共同キャプテンでNZ代表127キャップのNO8キアラン・リードと、豪州105キャップのFLマイケル・フーパーの存在は、他チームにとって脅威そのもの。その3列には、一見強引だが、ほぼ確実にゲインする元日本代表フェツアニ ラウタイミも名を連ねる。また、自らのランに加え、ロングパスとキックパスでのトライも演出する、南ア代表61キャップのウィリー・ルルーがFBに位置するなど、BK陣も強烈だ。

日本代表キャップを持つサントリーのテビタ・タタフ(左)。フィジカル、強烈(撮影・髙塩 隆)

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