国内 2021.02.22

九州からは高鍋高校など5校が出場権獲得 全国高校選抜ラグビー大会

[ 編集部 ]
九州からは高鍋高校など5校が出場権獲得 全国高校選抜ラグビー大会
高鍋高校×読谷高校の2回戦は熱闘となり、36-19で高鍋が制した(撮影:Hiroaki.UENO)


 令和2年度(2020年度)第43回全九州高校新人ラグビー大会が2月20日から22日まで大分県由布市の湯布院スポーツセンターグラウンドでおこなわれ、全国高校選抜ラグビー大会(3月下旬に開催予定)に出場する5チームが決まった。

 今年の全九州高校新人ラグビー大会は当初、沖縄県で開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響により沖縄での開催を断念し、大分県由布市で実施。選手や関係者の安全確保および感染対策のため無観客試合とし、従来の「4日間のトーナメント」から「3日間の2回戦まで」に変更しておこなわれた。

 その結果、全国選抜大会への出場権を獲得したのは東福岡高校(福岡)、長崎北陽台高校(長崎)、高鍋高校(宮崎)、佐賀工業高校(佐賀)、大分東明高校(大分)の5校。

 東福岡は宮崎工業と鹿児島実業を圧倒して14大会連続17回目の出場権獲得。長崎北陽台は1回戦で大分舞鶴に競り勝ち、2回戦では専大玉名(熊本)に快勝して3大会連続7回目の出場となる。高鍋は1回戦で筑紫(福岡)を下し、2回戦では読谷(沖縄)との熱戦を制して4大会連続6回目の出場。佐賀工業は加治木工業(鹿児島)と大分東明を破って8大会連続15回目の出場権を獲得した。そして、2回戦で佐賀工業に14-33で敗れた大分東明だが、選考会議で選出され、2大会連続2回目の全国選抜大会出場となる。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となった全国高校選抜ラグビー大会。今年は3月24日から31日にかけて埼玉・熊谷ラグビー場で開催される予定。

東福岡高校(撮影:Hiroaki.UENO)
長崎北陽台高校(撮影:Hiroaki.UENO)
高鍋高校(撮影:Hiroaki.UENO)
佐賀工業高校(撮影:Hiroaki.UENO)

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