国内 2021.02.20

王者、神戸製鋼、NECに競り勝ち白星発進

[ 編集部 ]
王者、神戸製鋼、NECに競り勝ち白星発進
8分にトライを決めた神戸製鋼PR中島イシレリ。チームカラーの赤髪で挑むも前半途中に負傷交代(撮影:毛受亮介)

 2月20日、花園ラグビー場で開催されたトップリーグ開幕戦。2018シーズンを制した神戸製鋼は開始直後、キックオフのボールを自陣から回そうとするも、パスミスからNECのFL亀井亮依に38秒で先制トライを奪われた。

 それでも、8分にPR中島イシレリが同点トライを決めて落ち着きを取り戻すと、11分にも鮮やかなパス回しで右へ展開。最後はNO8ナエアタルイがトライ。16分にもCTBラファエレ ティモシーがトライを奪い、これで勢いに乗るかと思われたが、31分にLOブロディ・レタリックが危険なタックルで10分間のシンビン。1人少なくなった隙に、NECに2トライを奪われ2点差に迫られた。

 後半、立ち上がり神戸製鋼は3分に元ニュージーランド代表のWTBベン・スミスが右サイドに来日初トライを決めて、再び、NECを引き離すと、その後はミスもあってなかなか追加点を奪うことができなかったが、22分にWTB山下楽平が鮮やかなステップで抜け出した。

 NECも最後まで戦い続け、王者に食らいついたが、47-38で神戸製鋼が開幕戦を制した。

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