国内
2021.02.20
パナソニック、ディフェンスとスクラムをキーに大勝。リコー退ける。
後半5分に自陣のクイックスローインを受けたWTBファリアがまた、走った。反応して自陣に援護にきた仲間にいったんつなぎ、タッチ際を走ったNO8タラウ・ファカタヴァから内側でボールを貰って、インゴールを左中間に回り込んだ。パナ20-14リコー。1トライ1ゴールの射程圏内に収める効果的なトライだ。
しかし、この後、決定的な場面があった。
リコーは51分から自陣ゴール前のスクラムで、2度に渡ってマイボール・スクラムを押されてボールを失ってしまう。そのまま押し込まれてトライを献上(G成功・後半15分)。27-14とされる。点差そのものよりもメンタルに影を落とす失点だった。
パナソニックはその後堀江のスキルフルなステップとオフロードで、NO8ジャック・コーネルセンが一つ、福岡堅樹がインターセプトから一つ、トライを加え、41-14(23分)として27点差に。大勢を決めた。
さらに得点を重ねたパナソニックは、55-14でシーズン初戦を飾った。