NZ代表のTJ・ペレナラがドコモに合流 「トップリーグでやりたいと思っていた」
12月20日、NTTドコモレッドハリケーンズが、現在オールブラックス(ニュージーランド代表)で活躍中のスクラムハーフ、TJ・ペレナラの来日記者会見を開いた。
2015年のワールドカップ優勝メンバーであり、2019年日本で開催された大舞台にも出場したペレナラは、「ようやく日本に来れて、うれしい。ワールドカップで日本に来て、とてもいい影響を受けた。奥さんと話して、日本でプレーできたらいいよねと言っていたなかで、レッドハリケーンズがチャンスをくれた。小さい子どももいるので、家族と過ごせる時間を大切にしたい。日本は子どもを育てるのもいい環境だから」と、来日の理由を語った。
12月5日に来日。コロナ禍のなか、2週間の隔離期間を経て、12月21日からチーム練習に合流する。
「トップリーグは、いま世界で一番、速く成長しているリーグ。世界のトッププレーヤーもたくさんいる。日本代表も最近はいい結果をだしている。そういうのを見て、トップリーグでやりたいと思っていた。明日からの合流を楽しみにしている。早くチームになれて、チームが掲げている『PLAY TO INSPIRE』(トップリーグのトップ8入りを目指して、グラウンドのラグビーだけではなく、レッドハリケーンズに関わる全ての人々・存在に対して、選手・スタッフ一人ひとりが、良い影響を与え続けるチームとなる)に貢献したい」
身長184センチ、体重90キロ。ニュージーランド代表として69キャップを誇る。パス、キック、ランと三拍子そろった万能選手のペレナラは、スクラムハーフだけでなく、スタンドオフとしてもプレー可能。NTTドコモレッドハリケーンズの下沖正博GMは、「オールブラックスでのこれまでの経験を生かして、周囲にいい影響を与えてもらいたい」と、ペレナラのリーダーシップにも期待する。