国内 2020.12.09

五郎丸歩、1月開幕のトップリーグ2021を最後に現役引退。

[ 編集部 ]
五郎丸歩、1月開幕のトップリーグ2021を最後に現役引退。
185センチ、100キロ。スケールの大きいプレーを記憶に刻もう。(撮影/矢野寿明)


 スーパーブーツとして世界に名を轟かせた男がスパイクを脱ぐ。
 2015年のワールドカップで南アフリカを撃破。日本代表のFBとして活躍した五郎丸歩が来年(2021年)1月16日から始まるシーズン(トップリーグ)を最後に引退する。

 12月9日、所属するヤマハ発動機ジュビロが12月16日にラストシーズンに臨む思いを語る会見を開くと発表した。
 五郎丸は同チームで2008-2009年シーズンからプレー。来年の3月1日には35歳になる。

 佐賀工時代には高校日本代表に選ばれ、卒業後に早大進学(2004年)。2年生になる前の3月に初めて日本代表に選出された。在学中に3度の大学日本一に輝いている。

 ヤマハ発動機に加入してからも活躍を続け、数々の得点記録を樹立。トップリーグの通算最多得点記録保持者だ。
 2015年のW杯までに積み上げた日本代表キャップ数は57。スーパーラグビーのレッズ、フランスの強豪・トゥーロンでもプレーした。

 豪快なランプレーと正確なキックを見られるチャンスは、残りわずか。その勇姿を刻みたい。

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