海外 2020.09.19

スーパーラグビー豪州大会優勝はブランビーズ! レッズ倒し16年ぶりのタイトル獲得

[ 編集部 ]
スーパーラグビー豪州大会優勝はブランビーズ! レッズ倒し16年ぶりのタイトル獲得
スーパーラグビーAUを制し、歓喜のブランビーズ(Photo: Getty Images)


 オーストラリアで2か月半にわたって開催されてきた「スーパーラグビーAU」は、9月19日にキャンベラのGIOスタジアムでプレーオフ決勝がおこなわれ、リーグ戦を1位通過したブランビーズが同2位のレッズを28-23で下し、優勝した。

 今年、新型コロナウイルスの影響により、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、アルゼンチン、そして日本のチームも参加した国際リーグのスーパーラグビーは続行不可となったが、ブランビーズは代替の国内大会で頂点に立ち、2004年にチャンピオンになって以来のタイトル獲得となった。

 ブランビーズは3-3で迎えた前半17分、ラインアウトから得意のドライビングモールで押し込み最初のトライを奪った。26分にはテンポのいい連続攻撃をWTBアンドリュー・ミュアヘッドがフィニッシュ。

 その後、レッズのWTBジョーダン・ペタイアが躍動するなどして2点差に詰められたブランビーズだったが、15-13で迎えた45分(後半5分)、敵陣深くでPKを得ると、クイックタップから速攻、ゴールに迫ってボールを動かし、FBトム・バンクスが鋭いステップで次々とディフェンダーを振り切ってトライゲッターとなり、点差を広げた。49分にはSOノア・ロレシオがドロップゴールを決め、流れを良くした。

 多くの若い選手が成長しているレッズも粘り、5点差となって終盤の戦いに突入したが、ブランビーズは堅守で応戦。レッズは74分に敵陣深くに入ったものの、この日不安定だったラインアウトでまたもミスが出てトライチャンスを逃がし、その後の猛攻にもブランビーズは耐え、28-23でノーサイドとなった。

レッズは20歳の若きスター、ジョーダン・ペタイアが負傷し後半不在だったのは痛かった(Photo: Getty Images)

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