その他 2020.09.06

「藤島大の楕円球にみる夢」は9月7日。『スイカ』の話、満載だ。

[ 編集部 ]
「藤島大の楕円球にみる夢」は9月7日。『スイカ』の話、満載だ。
東大ラグビー部のスイカのジャージを手にする釜谷一平さんと函館ラグビースクールTシャツの藤島大さん



 ラジオNIKKEIのラグビー情報番組「藤島大の楕円球にみる夢」、9月7日放送のゲストは、元・東京大学ラグビー部フランカーの釜谷一平さんだ。
 来年、創部100周年を迎える東大ラグビー部の世界を語る。午後6時15分からの放送だ。

 ゲストの釜谷氏はもともとラグビーとは無縁で、大学ではバンド活動をしながら、日吉でキャンパスライフを謳歌する慶應ボーイだった。
 学校と自宅を往復する間にはラグビー部のグラウンドがあり、そこでラグビーを間近で見て人生が変わる。

 1999年頃の慶應義塾大学は高田晋作さんが主将をつとめ、大学選手権で優勝した輝かしい時代。栗原徹さん、野澤武史さんもいた。
 釜谷氏はラグビー部の練習に惹きつけられ、そこにいる選手たちに心を奪われた。そのころ愛読誌『Sports Graphic Number』には、東大ラグビー部が強敵の日体大と青学を撃破した記事が載った。同誌別号の巻末コラムで「東大ラグビー部は初心者歓迎」との文字を目にする。

 そこで釜谷青年は、一念発起して東大入試を目指して猛勉強を開始。難関受験に合格して、東大ラグビー部の門をたたき、ラグビー未経験者として入部した。
 初めて東京・秩父宮ラグビー場で公式戦に出たのは、東大2年時秋のワセダ戦だった。試合には啓光学園高において花園で全国制覇した早大のスター選手、佐々木隆道がいた。キックオフ後、フランカーの釜谷選手は佐々木選手にタックルに入った。大学でラグビーを始めたばかりの釜谷と佐々木、さてその真剣勝負は——。思い出の試合の場面を語ってもらう。
 また、東大ラグビー部の創始者である香山蕃さんを紹介する。ラグビー元日本代表初代監督でもある。藤島氏とともに部歌「UP! UP!」作詞者の逸話についても語り合う。

 東大の文学部を卒業後は、文藝春秋に入社。『週刊文春』、『Sports Graphic Number』編集部デスクなどを経て2016年に退社。現在は学校法人履正社で広報部長をつとめる。国語科教諭。
 東大時代と『Number』でのラグビー取材の思い出、そしていま教育現場でのスポーツとの関わりなどをお話いただく。

▽番組の聴き方:
 ラジオNIKKEIは、ラジコのサービスを利用して、PCやスマートフォンなどで全国無料にて放送を聴ける。
 放送後も、ラジコのタイムフリー機能やポッドキャストで聴取が可能。後日ポッドキャストは、放送しなかった情報も入った特別版を配信する。9月14日の同時刻に再放送がある。動画配信サービス「Paravi(パラビ)」でも配信予定。


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