国内 2020.04.27

夏季インターハイ中止に。花園は、開催を継続検討

[ 編集部 ]
夏季インターハイ中止に。花園は、開催を継続検討
2018年度の全国高校ラグビー大会・開会式の模様。冬開催のラグビーは引き続き開催が検討される(撮影:宮原和也)

 冬季競技のラグビーは、引き続き開催が検討される見通しだ。

 4月26日、全国高校体育連盟がウェブ会議による臨時理事会を開き、今夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)を中止すると決めた。新型コロナウイルスの感染拡大によるもの。7~9月に予定されていた全国高校定時制通信制大会の中止も発表された。

 ラグビーについては、スケート、スキー、駅伝とともに「冬季大会」の競技とされる。開催時期が違うために別途、開催に向けた検討が進められる。

 これらの決定は高体連の理事会で行われており、高体連ラグビー専門部には通達がもたらされた格好だ。ラグビーの全国高校大会は、高体連のほか4つの主催団体がある。毎日新聞社、日本ラグビー協会、大阪府、大阪府教育委員会だ。冬の花園の開催や中止はこれら5団体の協議で決められるが、現実的には高体連の主催が外れれば開催は難しい。

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