国内 2020.02.15
感謝も込めて、古巣と。土佐主将、決戦へ[あすのTL5節]

感謝も込めて、古巣と。土佐主将、決戦へ[あすのTL5節]

 「僕がいたときのキャプテンですから。あの人の熱い姿勢と、強いメンタルを知っているぶん怖い存在です。間違いなく、コンタクトの部分はこだわってくるので、FW第3列としては絶対に負けられない。気持ちの部分は、僕がプレーしていた時代もNECの持ち味だったし、いまも変わらない。勝ててないチーム同士なので、そういう気持ちの部分も試合に影響してくるはずです」

 関東学院大卒業後に英国オックスフォード大に留学した土佐のチーム合流を、NECは1シーズン待ってくれた。’12年からはてんかんに苦しんだが、常に支援をしてくれたチームでもある。土佐は感謝の思いも込めて古巣と戦うピッチに立つ。

 三菱重工相模原にとっては12シーズンぶりのTL参戦。前回の挑戦では13戦全敗で、わずか1シーズンで下部リーグに陥落。実力差は明白だった。今回も開幕4戦目まではTL初勝利は果たせていないが、開幕のNTTドコモ戦は24—31、続くキヤノン戦も15—23と互角の戦いを披露。TL1勝目への期待は高まっている。
 土佐主将も「開幕前から思っていたことだけど、TLで十分やれるだけの力はある。本当にすこしのミスで、後半崩れるという部分を修正すればチャンスはある」と勝利への期待感を高める中で、古巣であり、ともに未勝利のNECとの一戦は最高の舞台になる。

 土佐を迎え撃つNECは、ブレークダウンでの激しい攻防を武器に’02、’04年度日本選手権を制覇した伝統を持つ。往年のスタイルを再興するために05—07年度に主将を務めた浅野良太をHCに招いたが、開幕の宗像サニックス戦では伝統のブレークダウンの攻防でも後手を踏み6点差の苦杯。課題の伝統回帰の難しさを露呈した。
 ともに初勝利へのキーポイントは、接点のフィジカルバトルでどちらが優位に立つか。先発FWではNECの平均身長184.1㎝、体重107.5㎏に対して、三菱重工相模原は身長184.8㎝、体重108.8㎏と負けていない。土佐主将も「ウチもいまは決して小さいチームじゃない」とFWのパワーゲームでも真っ向勝負を挑む。

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