津田大介 日本にプラススペシャル どうなる?ラグビー新リーグ “プロ化”のゆくえは?多様性の“ラグビー力”を日本のモデルに
――サントリーの松島幸太朗選手が来季からクレルモン・オーヴェルニュに加入することも、大きな話題になりました。
「ワールドカップであれだけの活躍を見せた松島選手が、もう一度海外に出て自分を高めるためにフランスを選んだというのは、すごいチャレンジだと思います。どんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみですし、彼が活躍することで、日本ラグビーの力をまた世界に発信してほしいですね」
――フランスはラグビー熱が非常に高く、特にTOP14は地元の熱狂的なサポートで知られています。
「これはプレーヤーにとってすごく大きい。ラグビーに限らずどのスポーツも同じだと思いますが、ファンの熱狂的な声援を受ければ受けるほど、選手の力になります。昨年のワールドカップがまさにそうでしたよね」
――今回ご出演された『日本にプラス』でも、新リーグが成功するための条件のひとつとして「地域密着」がテーマになるというお話がありました。
「地元のファンを巻き込んでやっていくのはすごく大事ですし、チーム名に地域の名前が入ることで、より応援にも力が入ると思います。おらが街のチームになれば、スタジアムを満員にしようという気運も生まれるでしょう。地元のサポーターでスタンドが埋まるとなれば、ホームチームは絶対に負けられない試合になる。ファンの方に背中を押されて選手たちがいっそうがんばる――という良い相乗効果が生まれるのではないかと思います」
――各方面に精通されている方々のご意見をうかがい、多くの気づきがありました。
「私自身、すごく勉強になりました。二宮さんからはスポーツを熟知されている方だからこそできるお話をしていただいて、谷口さんからは、中心となって新リーグの準備を進めていく気合いを感じました」
――こういう番組でラグビーを取り上げてもらえるのは大きい。
堀越「これもワールドカップの盛り上がりのおかげだと思いますが、本当にありがたいことですね。ご覧いただいた視聴者の方がどんな感想を持たれるか、楽しみです」
【Profile】
堀越正己/ほりこし・まさみ/1968年11月27日生まれ(51歳)
埼玉県熊谷市出身/熊谷工→早大→神戸製鋼→立正大監督
現役時代のポジションはSH。熊谷工でラグビーを始め、3年時は主将として花園準優勝を経験。早大では1年時からレギュラーとして活躍し、2度の大学選手権優勝と日本選手権優勝を果たした。神戸製鋼では日本選手権7連覇の一員に。日本代表は大学2年時の1988年に初選出され、1991年の第2回大会、1995年の第3回大会と2度のワールドカップにも出場した。通算キャップ数は26。現役引退後、1999年より立正大学ラグビー部の監督に就任した。
■ワールドカップのスター選手が集結するフランスラグビーリーグTOP14をCSテレ朝チャンネル2で生中継!!
第15節は2/16(日)深夜0:42 ~ ラシン92×トゥールーズを放送!
第16節は2/22(土)夜11:22 ~ ラ・ロシェル×トゥーロンを放送!
https://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/sports/0441/