セブンズ 2020.02.01
サクラセブンズ、女王NZ苦しめるも惜敗。日本男子もシドニー初日は連敗。

サクラセブンズ、女王NZ苦しめるも惜敗。日本男子もシドニー初日は連敗。

[ 編集部 ]
オーストラリア戦で力強い走りを見せたジョー・カマナ(撮影:出村謙知)

 男子セブンズ日本代表はプールCの初戦で開催国のオーストラリアと対戦し、7-33で敗れた。
 序盤、パワフルな相手選手にディフェンスを破られ先制を許すと、6分には敵陣深くで攻めながら連係が乱れてボールを失い、カウンターで2トライ目を奪われた。
 後半早々には自陣深くでプレッシャーをかけられ落球し、1分後の失点につながった。
 キャプテンの桑水流裕策が負傷して担架で運ばれるなど、悪い流れが続いた日本は、その後も点差を広げられ、試合終了前にジョー・カマナの力走から大石力也のトライにつながったものの、それが精いっぱいだった。

 2戦目はアメリカに7-45で完敗。
 日本は序盤から出足鋭いディフェンスでプレッシャーをかけにいったが、アメリカは計7トライを獲得。特に世界最速クラスのラグビープレーヤーと称される2人のスター、ペリー・ベイカーとカーリン・アイルズには異次元の走りを見せつけられた。
 日本は前半3分に、山内俊輝のビッグゲインで敵陣深くに入り、相手の反則でPKを得、クイックタップから林大成がディフェンスを破りトライを決めた。

 大会2日目の午前中には各プールの最終戦がおこなわれ、日本女子はロシアと、日本男子はスコットランドと対戦する。午後には順位決定戦がおこなわれる。

アメリカ戦でトライを挙げる林大成(撮影:出村謙知)

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