国内 2020.01.31
あさって日曜は、フミ&優がパナソニックにチャレンジ [TL4節]

あさって日曜は、フミ&優がパナソニックにチャレンジ [TL4節]

 キヤノン戦にはPR稲垣啓太、HO坂手淳史、SO松田力也と3人の日本代表ワールドカップメンバーが先発。松田にとっては、代表では時には宿舎の同部屋でアドバイスを受け、時にはその高い判断力に基づいたプレーを盗んできた田村との一騎打ちになる。天性の閃きによる、キックパスも織り交ぜたラインアタックが武器の田村と、自らのランも駆使して攻撃を組み立てる松田のマッチアップ。4年後のワールドカップ・フランス大会へ向けた、日本代表の10番争いが町田で繰り広げられる。

 快進撃を続けるパナソニックの強みは、日本代表勢も霞むほどの海外代表勢の充実ぶりだ。LOではオールブラックスで117キャップを誇るサム・ホワイトロック、CTBには南アフリカのワールドカップ優勝メンバーだったダミアン・デアリエンディが先発リスト入り。それぞれがパワフルなボールキャリーで、攻撃の起点にもフィニッシャーにもなれるスーパープレーヤーだ。

 ワールドカップメンバー以外でも、接点の激しさが武器のベン・ガンター、188㎝、100㎏のサイズながら50mを6秒前半で走る快速が魅力の長谷川峻太の両FL、ポスト福岡堅樹と期待される快速WTB竹山晃暉、ステップとボディーバランスを駆使した瞬時のコースチェンジで相手を突破するFB野口竜司ら、4年後のワールドカップへ期待のタレントが先発メンバーに陣取る。この才気あふれる選手が、毎試合メンバー入りをかけて激しいポジション争いを展開するのがパナソニックの強み。対戦相手だけではなく、チーム内のサバイバルをかけたポジション争いも注目だ。(吉田 宏)

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