国内 2020.01.01
3冠狙う桐蔭学園が浦和を圧倒 京都成章は堅守の石見智翠館倒し8強入り

3冠狙う桐蔭学園が浦和を圧倒 京都成章は堅守の石見智翠館倒し8強入り

[ 編集部 ]
京都成章の最重量級FWに対しても激しいタックルを繰り返した石見智翠館(撮影:松本かおり)

 京都成章と石見智翠館の試合は接戦となった。石見智翠館はディフェンスが粘り強く、ブレイクダウンでも激しくファイトしてシード校を苦しめた。

 先制したのは京都成章。前半5分にゴールに迫り、FL村田陣悟が185センチの長身を活かしディフェンダーを飛び越えグラウンディングした。
 対する石見智翠館は23分、ハイボールをキャッチしたNO8グアイニ優人がゲインしてWTB稲垣直希、SH高島大輝とつなぎ、トライを奪い返した。

 後半、京都成章が立ち上がりよく攻め込んだが、2分、石見智翠館の快足CTB恒藤嵐士が自陣深くでインターセプトして80メートル以上走り切り、逆転トライ。
 その後、互いにPGで得点を重ね、京都成章は5点ビハインドで迎えた14分、敵陣深く中央でPKを得ると、タップからのサインプレーを決めて身長191センチのLO本橋拓馬が突っ込み、トライ。コンバージョンも成功で17-15と逆転した。
 石見智翠館の堅守に苦しんだ京都成章だが、27分、テンポよく攻め込み敵陣深くに入ると、PR西村優希が仲間のサポートを受けてゴールに突進し、貴重な追加点を挙げ、勝利を引き寄せた。

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