国内
2019.12.30
王座奪還狙う東福岡、東海大仰星が大勝発進。流経大柏も3回戦進出。
【キーワード】花園, 全国高校ラグビー大会
2季ぶりの王座奪還を目指す東海大学付属大阪仰星(大阪第3)は、関商工(岐阜)との2回戦を71-7で制した。
東海大仰星は前半7分にSO武藤ゆらぎのキックパスからFB谷口宜顕の先制トライが生まれると、12分にはPKからの速攻でFL土岐爽和が力強く走り、加点した。
関商工は21分、ゴール前中央のスクラムから、パックの最後列にいた主将のLO波多野欄丸がサイドアタックでゴールラインを割り、仲間と歓喜。
しかし、東海大仰星は26分、相手のペナルティから敵陣深くに入ってドライビングモールで得点し、29分にもモールを起点にボールを動かしWTB堤光司がフィニッシュ、さらに後半7トライを追加し、圧勝となった。
東海大仰星は3回戦で同じBシードの東京と対戦する。
昨季花園で初めてベスト4入りした流通経済大学付属柏(千葉)は、2回戦で静岡聖光学院(静岡)と対戦し、56-5で勝った。
高校日本代表候補でもあるNO8篠澤輝のパワフルランで先制した流経大柏。前半8分には1年生WTB細川塁が自陣22メートルライン付近から柔らかい走りでインゴールまで駆け抜け、追加点を挙げた。さらに点差を広げたあと、17分にはニュージーランド出身の2年生LO、身長2メートル、体重115キロのディアンズ ワーナーがパワーで壁をぶち破って約50メートル走り切り、チームを活気づけた。その後、1年生SO蓬田雄も躍動するなど得点を重ね、勝利を引き寄せた。
静岡聖光学院は後半10分に敵陣深くへ入り、SO高橋謙の絶妙なキックに反応したWTB赤津圭哉がインゴールで押さえ、スコアボードに5点を刻んだ。
勝った流経大柏は3回戦で佐賀工業と対戦する。
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