国内 2019.12.21
関学、チャンピオンに食らいつく

関学、チャンピオンに食らいつく

[ 編集部 ]

 後半明治は、1T1G1P Gを逃さすもぎ取って22-7(終盤)とセーフティリードを確保したが、選手たちは思わぬ苦戦と、攻めあぐねに精神的にも余裕をなくした。

「序盤からコリジョン(格闘)、FWのセットで前に出られず、個々が焦ってしまった」と振り返るのは明大SH飯沼蓮。ボール争奪にこだわり過ぎ、ディフェンスにも綻びが出た。SHとして、この日の1年生SO斉藤誉哉には特に細かく声をかけたが、デイフェンス面などではカバーしてやれなかった。関学大はコンタクトもFWも強かった。 

 攻め急ぎの結果、ミスが重なり接戦に持ち込まれた明治。しかし飯沼は前向きだ。
「大学選手権くらいの大舞台ならこういうことは、この先もある。準々決勝で体験できてよかった」 

 CTB児玉樹ら、この日選手権の空気を吸った若手たちが、シーズン終盤に活躍したら面白い。

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