日本代表 2019.11.18

日本代表ジェイミー・ジョセフHC続投! 日本協会と2023年末まで契約更新!

[ 編集部 ]
日本代表ジェイミー・ジョセフHC続投! 日本協会と2023年末まで契約更新!
ジェイミー・ジョセフHC(中央)率いる日本代表は2019年のW杯で世界中から称賛された(Photo: Getty Images)


 日本ラグビーフットボール協会は11月18日、ラグビーワールドカップ2019で日本代表を初のベスト8に導いたジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチと契約更新したと公式に発表した。新たな契約期間は2020年1月1日から2023年12月31日まで。4年後にフランスでおこなわれるワールドカップもジェイミー体制で臨むこととなる。

「はじめに、ラグビーワールドカップ2019日本大会において、日本代表を応援してくださった多くのファンの皆さま、そして大会を運営していただいた関係者の皆さまに心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました」
 リリースの冒頭でジョセフ ヘッドコーチはそう述べ、契約更新とこれからについて次のようにコメントしている。

「私たちは目標としていたベスト8を達成しましたが、その先を見据えると、まだまだやらなければならない課題があります。そのためにも、私はもう一度日本代表と一緒にチャレンジする道を選びました。今まで以上にチームを強化していきたいと思います」

 ワールドラグビーの2019年最優秀コーチ賞にノミネートされたジョセフ氏は、母国ニュージーランドの代表チームであるオールブラックスの次期ヘッドコーチ候補としても名前が挙がっていたが、日本ラグビーへの思いは強かった。

「私は、日本のラグビーに大きな期待感を持っており、次のラグビーワールドカップに向けてチームを指揮できることを大変光栄に思っています。日本は、選手として、そして今は、コーチとしての私のラグビーキャリアの中で大きな役割を果たしてくれた存在です。ですから、日本ラグビーフットボール協会や日本のファンの皆さまよりご支援いただくという事は、ヘッドコーチとして、とても意義のあることですし、深く感謝しています」

「今年のチームの面々は、皆が“One Team”となって、共に考え、ハードワークし、また、スマートに取り組むことで、ラグビーという競技の中でどんなことが成し遂げられるかを世界に示しました。次のラグビーワールドカップに向けての準備は今日から始まっています。“2023年のOne Team”の一員になりたいと思っている若い選手の皆さまも、今から挑戦を始めることが大切です! これからも、日本代表へのご支援、ご声援をよろしくお願い申し上げます」

 そして、日本ラグビー協会の森重隆会長は全面的なサポートを約束した。

「2016年9月1日に男子15人制日本代表のヘッドコーチに就任後、わずか3年間で日本代表を世界レベルにまで強化してくれた手腕を高く評価している。今回のラグビーワールドカップ2019日本大会で初のベスト8進出に導いてくれたことで、世界一の背中が見えてきた。これからの4年間、更に日本代表を強化してくれることを期待している。ジョセフ氏の指導でこの先の日本代表がどこまで強くなるのか非常に楽しみである。そして、ラグビーワールドカップ2023フランス大会では、今大会以上の成績を挙げるためにも、日本ラグビー協会はジョセフ氏を信頼し全面的にサポートしていく」

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