各国代表
2019.11.18
イタリア代表のオシェイ ヘッドコーチ、契約満了前に辞任。イングランド協会入りか
イタリアラグビー協会は11月16日、2016年から代表チームを率いてきたコナー・オシェイ ヘッドコーチの退任を発表した。2020年5月末まで契約は残っていたが、オシェイが辞任を申し出たという。2011-2012シーズンにハーレクインズ(イングランド)をプレミアシップ優勝に導いたことがあるアイルランド人のオシェイは、イングランドラグビー協会の新しい役職に就くのではないかと噂されている。
オシェイ体制下でのイタリア代表はテストマッチ40試合を戦い9勝31敗(勝率22.5%)だった。2016年11月に地元フィレンツェで南アフリカ代表を倒す快挙を遂げたが、シックスネーションズでは3年連続(ジャック・ブリュネル体制で臨んだ2016年大会を含めると4年連続)全敗の最下位。2019年のワールドカップでは、プール戦で2勝したものの南アフリカに敗れ、勝てばベスト8入りの可能性があったニュージーランド戦は台風の影響で中止となり、無念の思いで大会を去っていた。
後任候補には、元スコットランド代表ヘッドコーチのヴァーン・コッターや、同じニュージーランド人のデイヴ・レニー(グラスゴーHC)、元ウェールズ代表アシスタントコーチであるロブ・ハウリーらの名前が挙がっており、ディレクター・オブ・ラグビーとして加わると見られている南アフリカ出身のフランコ・スミス(チーターズ前HC)が指揮する可能性もある。