【ラグビーW杯決勝シーン動画】虹のくに南ア、後半に２トライ で突き放す

　残り13分。13点差を追うイングランドの逆転に必要なのは2トライ2ゴール 。イングランドは、残り時間のプレッシャーとも戦った。

　南アは、74分のトライでとどめを刺した。

体力的にお互いが最も厳しい時間帯。イングランドのミス、ノックオンが相次ぐ。それは、南アの激しいタックルで引き起こされたものだった。

　72分、イングランドのFBエリオット・デイリーがノックオン。

　74分、南アのHOマルコム・マークスの一撃に、今度はヘンリー・スレードがノックオン。このボールをそのまま南アがつなぎ、WTBコルビが相手ディフェンスを次々とかわして、12-30となるトライが決まった（G決まって12-32）。

　両軍を通じて、準決勝から先発の交代があったのは一人だけ（南アのWTBコルビが日本戦で負ったケガから復帰）。骨きしむ世界の頂点の戦いを制したのは、南アフリカだった。