ワールドカップ
2019.08.25
【日本のW杯ライバル】 スコットランドは地元でフランスに逆転勝ち
1週間前にフランスのニースで同国代表に完敗したスコットランド代表だったが、8月24日に地元エディンバラ(マレーフィールド)でおこなったフランス代表との再戦は、17-14で逆転勝ちした。
スコットランドは序盤、相手にインターセプトからトライを奪われたものの、FLハミッシュ・ワトソンらFWがブレイクダウンで激しくファイトし、ターンオーバー連発で流れを引き戻した。
1週間前の試合ではセットピースの不安定が課題となっていたスコットランドだが、この試合は、ラインアウトの失敗はあったがスチール成功もあり、前半のスクラムはやや優勢だった。
前半28分、ハイパントに対する落球からフランスに攻められ2本目のトライを許したものの、スコットランドは38分、ディフェンスでプレッシャーをかけてボールを奪い返し、チャンスとなり、速い連続攻撃でWTBショーン・マイトランドがゴールに持ち込み、10-14で折り返した。
ブレイクダウンやディフェンスでアグレッシブだったスコットランドは、後半は無失点。
そして4点を追う後半18分、キック&チェイスでプレッシャーをかけ、さらに接点でも襲いかかって相手の反則を引き出し敵陣深くでチャンスになると、連続攻撃からCTBクリス・ハリスが中央を破って逆転トライを挙げ、これが決勝点となった。
1か月後に開幕するワールドカップのプールステージ最終戦で日本代表と対戦することになっているスコットランド代表は、このあと、ジョージア代表とアウェイ&ホームでテストマッチを戦ってから来日する。