ワールドカップ
2019.08.11
【日本のW杯ライバル】 アイルランドはウォームアップでイタリアに勝利、サモアはフィジーに惜敗。
ワールドカップのプールAで日本代表のライバルになる別のチーム、世界ランキング16位のサモア代表は、同日、フィジーのスバでパシフィック・ネーションズカップの最終戦をフィジー代表(世界ランク9位)と戦い、3-10で敗れた。
3-3で迎えた後半早々に自陣深くのブレイクダウンでターンオーバーされ、フィジーのカウンターアタックで失点したサモア。テリトリーとボールの支配率で上回ったが、終盤まで大きなチャンスを作ることができなかった。
68分(後半28分)に敵陣深くへ入り、アドバンテージをもらいキックパスを使ったが、守るフィジーはボールキャッチャーに対して2人がかりでトライを阻止。サモアはその後のアタックもフィジーのしぶといディフェンスに阻まれた。それでもゴール前で攻め続け、76分、反則を繰り返したフィジーにイエローカードが出て数的有利になったサモアは直後、トライチャンスを作り、FBアーシー・トゥアラが左隅に飛び込んだが、フィジーのベテランWTBヴェレニキ・ゴネヴァがプレッシャーをかけ、グラウンディング寸前に落球、トライは認められなかった。
サモアはパシフィック・ネーションズカップの初戦でトンガに競り勝ったものの、アメリカとフィジーに惜敗し、1勝2敗で大会を終えた。
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