海外 2019.05.05

桐蔭学園は準決勝でNZ王者に惜敗 サニックスワールドユース決勝はNZ×南ア

[ 編集部 ]
桐蔭学園は準決勝でNZ王者に惜敗 サニックスワールドユース決勝はNZ×南ア
ラグビー王国ニュージーランドの王者を追い詰めた桐蔭学園(撮影:AKIHIRO HAYANAMI)

 20回の節目を迎えたゴールデンウィーク恒例のサニックスワールドユース交流大会は5月4日に順位決定トーナメント2回戦が行われ、最終日(5日)の顔合わせが決まった。

 予選プールの上位2チームによって争われる1位~8位決定トーナメントの準決勝では、ニュージーランドの前年度王者セントピーターズカレッジと、今春の全国選抜大会を制した桐蔭学園が激突。強靭なコンタクトと素早いサポートを武器に桐蔭学園が優勢に試合を進めたが、数少ないチャンスを得点に結びつけたセントピーターズカレッジが17-13で振り切り、決勝進出を果たした。
 もう一方の準決勝では予選プールで桐蔭学園を34-13で退け優勝候補の筆頭と目されるポールルースジムナジウム(南アフリカ)が、オーストラリアのウェーバリーカレッジに対し力強いアタックで序盤から主導権を握り、41-21と快勝してファイナルに駒を進めた。セントピーターズカレッジは初タイトル、ポールルースジムナジウムは2015年大会以来2回目の優勝をかけて、5日の決勝(14:10キックオフ)で対戦する。
 桐蔭学園はウェーバリーカレッジとの3・4位決定戦に臨む(11:55キックオフ)。

 9位~16位決定トーナメントでは、地元福岡の東福岡が、準決勝でウルグアイのザ・ブリティッシュスクールズから13トライを奪って85-12で圧勝。同じく準決勝で京都工学院に43-17で完勝した中部大春日丘と、明日の9・10位決定戦(10:35キックオフ)で対峙する。両校は予選プールでも対戦しており(東福岡が42-7で勝利)、再戦の行方が注目される。

 そのほか、5・6位決定戦は大阪桐蔭×カーディフアンドベールカレッジ(ウェールズ)(10:35キックオフ)、7・8位決定戦は京都成章×エクセターカレッジ(イングランド)(9:15キックオフ)、11・12位決定戦は京都工学院×ザ・ブリティッシュスクールズ(10:35キックオフ)、13・14位決定戦は佐賀工×エニセイSTM(ロシア)(9:15キックオフ)、15・16位決定戦は流経大柏×ペクシンハイスクール(韓国)(9:15キックオフ)と、5日も好カードが目白押しのワールドユース。世界トップクラスの高校生たちの熱戦の様子を、ぜひ現地で体感してほしい。

近畿大会2回戦でも対戦している強豪同士の激突(5位~8位トーナメント)は、
大阪桐蔭が43-36で京都成章に勝利した(撮影:AKIHIRO HAYANAMI)

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