浅原、酒に酔い路上に寝て車にひかれる…　所属チームの東芝が謝罪

　ラグビーの日本代表プロップである浅原拓真が9月22日の夜、飲食後に道路に横たわって交通事故に遭遇していたことが明らかとなり、同選手が所属する東芝ブレイブルーパスは26日、「関係者の皆様にご迷惑とご心配をお掛けし、大変申し訳御座いませんでした」とコメントを発表した。

　事故があったのは、トップリーグの第4節で東芝がコカ･コーラレッドスパークスに勝った日の夜で、先発してトライを挙げるなど勝利に貢献した浅原は、チームの本拠地である東京都府中市で仲間と飲酒。酒に酔って路上に寝ていたところ、路肩に駐車していた車の運転手が浅原に気付かず発進させ、同選手は一時、車の下敷きになったという。現場にいた東芝のチームメイトたちが車を持ち上げて救助し、浅原は軽傷だった。

　日本代表12キャップを持つ浅原は、来年のワールドカップへ向けた日本代表第二次トレーニングスコッドのひとりであり、9月24日から27日まで和歌山でおこなわれる日本代表候補キャンプに参加予定だったが、今回の事故により不参加となり、東芝ブレイブルーパスはこの件についても「深くお詫び申し上げます。チームとして再発防止に向けて指導を徹底してまいります」とコメントした。