海外 2018.05.18

低迷続くブルーズがウマンガHCと契約延長 来季スーパーラグビーも指揮

低迷続くブルーズがウマンガHCと契約延長 来季スーパーラグビーも指揮
タナ・ウマンガ(右)とレオン・マクドナルド(Photo: Getty Images)
 タナ・ウマンガ ヘッドコーチが率いる体制となって、1年目は11位、2年目は9位と結果を出せず、3年目となる2018シーズンのスーパーラグビーも13節を終えて3勝8敗(ニュージーランド・カンファレンス最下位)と低迷しているブルーズだが、チームは5月16日に契約延長を発表し、来年もウマンガが指揮を執ると発表した。
 アシスタントコーチには、クルセイダーズで活躍し、ヤマハ発動機ジュビロや近鉄ライナーズなどにも在籍したレオン・マクドナルドが新たに加わる。
 まもなく45歳になるウマンガと40歳のマクドナルドはオールブラックス(ニュージーランド代表)で一緒にプレーし、2015年にはU20ニュージーランド代表のコーチとして共に働いたことがある。マクドナルドはタスマンやクルセイダーズでの指導経験も買われた。
 ブルーズはスーパーラグビーで優勝3回の戦績を誇る名門チーム。しかし、2011年大会を最後にプレーオフからも遠ざかっており、オールブラックスのカリスマ的主将だったウマンガに再建が託され2016年からチーム改革が進められてきた。
 ブルーズのマイケル・レッドマンCEOは、現状には満足していないが、いまヘッドコーチを変えるのが答えだとは思っていないと語り、確実に底上げをおこなってきたウマンガ ヘッドコーチにあと1年任せることを決めた。
 ウマンガは来年、準決勝進出以上の成績が期待される。

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