シックス・ネーションズ特別企画 欧州イケマッチョ番付発表!
写真左:Getty Images/写真右:自身のツイッターより
スコットランド
FL(フランカー)
ジョン・バークレー(John Barclay)
所属:スカーレッツ(ウェールズ)
191cm 103kg
密集戦で相手ボールをもぎ取るハンターにして、BK並みのスピードを生かし独走トライを挙げることもしばしばのアスリート系FL(フランカー)。筋骨隆々というよりはバランスのとれた体型で、引き締まった腰回りから下肢の筋肉がバネのあるプレーの動力源となっている。チームメイトを驚かせるいたずら動画をたびたびツイッターにアップするなど、お茶目な一面も。ちなみに代表初キャップは、21歳の誕生日を翌日に控えた2007年ワールドカップのニュージーランド戦だった。
第9位
写真左:Getty Images/写真右:自身のインスタグラムより。本人は左から2番目
フランス
WTB(ウイング)
ヴィリミ・ヴァカタワ(Virimi Vakatawa)
所属:ラシン92(フランス)
185cm 92kg
力感みなぎる走りと変幻自在のオフロードパスで相手ディフェンスを翻弄するフランス屈指のラインブレイカー。見事に発達した上半身が爆発的なパワーを想起させる一方、スラリと伸びる長い足は四輪駆動のオフロードカーのように自在で複雑な動きを生み出す。フィジー出身で2010年にトップ14のラシン92入りし、2013年に3年の居住資格をクリアして7人制フランス代表入り。2016年にはリオ五輪出場を果たし、15人制代表でも初キャップを獲得した。
第8位
写真左:Getty Images/写真右:自身のインスタグラムより
アイルランド
FB(フルバック)
ロブ・カーニー(Rob Kearney)
所属:レンスター(アイルランド)
185cm 95kg
ボディービルダーのように隆起した肉体を誇るアイルランドの最後の砦。迷いなく落下地点へ飛び込む空中のボール争奪戦の強さと、左足のキックの飛距離には定評がある。幼少時から優れた運動センスを発揮し、ゲーリックフットボールでも有望視される選手だった。かつての恋人は女優のスージー・エイミーで、現在はモデルのジェス・レダンと交際中。2015年からジュエリーブランド「ニューブリッジ・シルバーウェア」のアンバサダーも務めている。
第7位
写真左:Getty Images/写真右:自身のインスタグラムより
イングランド
FL(フランカー)
クリス・ロブショウ(Chris Robshaw)
所属:ハリクインズ(イングランド)
188cm 110kg
2015年のワールドカップでイングランド代表のキャプテンを務めたラグビー界を代表するハードワーカー。熱心なトレーニング愛好家であり、理想的な肉体を持つスポーツ選手としてメディアにも登場している。どっしりとした体幹部、ボリューム満点の上腕と太ももは、まるで総合格闘家のよう。5歳の時に父を亡くし、3人兄弟の次男として母の手ひとつで育てられ、7歳でラグビーをはじめた。パートナーは歌手のカミラ・カーズレイク。
第6位
写真左:Getty Images/写真右:自身のインスタグラムより
イタリア
NO8(ナンバーエイト)
セルジョ・パリッセ(Sergio Parisse)
所属:スタッド・フランセ(フランス)
196cm 112kg
2001年に18歳で代表デビューを果たして以来、イタリア代表を牽引してきた同国ラグビー界最大のスター。強さと巧さと華やかさを兼ね備え、現代ラグビーにおける世界最高のNO8のひとりと評される。ラクイラで1967年のイタリア選手権優勝を果たした元ラグビー選手の父を持ち、アルゼンチン・ブエノスアイレス州の州都であるラ・プラタで生まれた。前妻はミスヨーロッパにも選ばれたフランス人スーパーモデルで、2014年に別の女性と再婚している。
第5位
写真左:Getty Images/写真右:自身のインスタグラムより
ウェールズ
FB(フルバック)
リー・ハーフペニー(Leigh Halfpenny)
所属:スカーレッツ(ウェールズ)
178cm 84kg
ベビーフェイスとジャージの上からでもわかる彫刻のような肉体のアンバランスさがたまらない魅力の世界的FB(フルバック)。国際的な選手としては小柄だがプレースタイルは勇敢そのもので、ハイボールの強さと低く突き刺さるタックルの威力は折り紙つき。世界有数のプレースキッカーとしても知られる。年俸も世界トップクラスだが、ウェールズ協会と所属クラブがサラリーを分担する契約で、海外リッチクラブとの獲得争いを制して今季よりスカーレッツ入りが決まった。
第4位
写真左:Getty Images/写真右:自身のインスタグラムより
フランス
HO(フッカー)
ギエム・ギラド(Guilhem Guirado)
所属:RCトゥーロン(フランス)
180cm 109kg
最前線でフランス代表レ・ブルーを牽引する闘将。首回りの筋肉は世界トップクラスで、背中側から見ると肩の上にそのまま頭が乗っているかのように見えるほど。当然ながらスクラムとタックルは強烈だ。スペインとの国境付近に位置するフランス南部のセレで生まれ、2005年、19歳の時にペルピニャンでプロデビュー。地元ではその名が地名になるほどの大スターでもある。初キャップは2008年のシックス・ネーションズで、2015年W杯後にキャプテンに就任した。
第3位
写真左:Getty Images/写真右:自身のインスタグラムより
スコットランド
FB(フルバック)
スチュアート・ホッグ(Stuart Hogg)
所属:グラスゴー・ウォリアーズ(スコットランド)
180cm 93kg
ムキムキの筋肉をフル稼働させたピッチ走法でタックラーを置き去りにする超攻撃的FB(フルバック)。ジャージが張り裂けんばかりに盛り上がった背筋と大臀筋が、驚異的な爆発力の源だ。所属するグラスゴー・ウォリアーズの昨秋のトレーニングでは、クラブの新記録となる最高時速36.8キロのスピードをマークした。スコットランド有数のラグビーどころであるホーウィックの出身で、伝説的サッカー選手のジョージ・ベストとは親戚関係。少年時代はプロのジョッキーになることを夢見ていたが、ラグビーでメキメキと頭角を表し、2012年のシックス・ネーションズで19歳にして代表デビューを果たした。2013年にはブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのスコッド最年少選手として豪州遠征に参加し、2016年、2017年と2年連続で大会最優秀選手に選出される栄誉も獲得している。謎めいたキャラクターでも知られ、ハリー・ポッターの公式ウェブサイトで魔法使いとして紹介されている。
第2位
写真左:Getty Images/写真右:自身のインスタグラムより。手前が本人
イングランド
LO(ロック)
マロ・イトジェ(Maro Itoje)
所属:サラセンズ(イングランド)
195cm 110kg
たくましく、しなやかで、激しい。そして、とにかくよく動く。190センチを優に超える均整のとれた体に底知れぬ身体能力を宿す大器。ナイジェリア系の移民の両親の元でロンドンに生まれ、幼少時からラグビー以外にもバスケットボール、サッカー、陸上競技など様々なスポーツで才能を発揮、砲丸投げで17歳以下のイングランド代表に選出されたこともある。スポーツ奨学生としてイギリスを代表するパブリックスクールのハーロー校に進学、芸術や学問の分野でも優れた才能を発揮した。2013年、サラセンズで19歳にしてシニアデビューを果たし、翌年はU20イングランド代表のキャプテンとして20歳以下の世界選手権でチームを優勝に導く。エディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)就任直後の2016年のシックス・ネーションズでイングランド代表に初選出され、第4節ウェールズ戦でマン・オブ・ザ・マッチを獲得。2017年にはブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのニュージーランド遠征にも参加し、3つのテストマッチすべてに出場した。
第1位
写真左:Getty Images/写真右:自身のインスタグラムより。左が本人
アイルランド
FL(フランカー)
CJ・スタンダー(CJ Stander)
所属:マンスター(アイルランド)
190cm 106kg
南アフリカ・ジョージで農場を営む両親のもとで生まれた世界屈指の頑健なバックロー。南アフリカ系の選手らしくフィジカルの強さは驚異的で、筋肉の鎧をまとっているかのような厚みのある体を弾丸と化して前進するボールキャリーは迫力満点。フロントローのような体型ながらスピードもあり、ゴール前での突進は相手にとって脅威となる。U20南アフリカ代表として2009年に日本で開催されたジュニア・ワールド・チャンピオンシップに出場し、ブルー・ブルズでキャリアを重ねた後、2012年にアイルランドのマンスターへ移籍。当時のマンスターは代表キャップを持つ外国籍選手の枠が埋まっていたため、将来有望なこの若手に白羽の矢が立ち、結果的にはそれが3年後の代表資格取得につながることとなった。2016年のシックス・ネーションズで25歳にしてアイルランド代表デビューを果たし、インパクト抜群のプレーでたちまち欠かせぬ存在に。2017年のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのスコッドにも選出された。妻は2004年のアテネ五輪競泳金メダリストのライク・ニースリングの妹。
世界最高峰の激しさやスピード感に加え、こうした選手たちの迫力満点のプレーを生み出す鍛え上げられた筋肉にも目を向ければ、ラグビー観戦の楽しみはさらに広がるはず。極限までビルドアップされた肉体の”機能美”にも、ぜひ注目してほしい。
◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆
★「ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ」
ラグビー欧州最強を決める戦い、2018年大会も全15試合生中継!
2018/2/3(土)開幕!
第1節
ウェールズvsスコットランド 2/3(土)夜11:10〜 [WOWOWライブ]
フランスvsアイルランド 2/3(土)深夜1:30〜 [WOWOWライブ]
イタリアvsイングランド 2/4(日)夜11:45〜 [WOWOWライブ]
第2節
アイルランドvsイタリア 2/10(土)夜11:00〜 [WOWOWライブ]
イングランドvsウェールズ 2/10(土)深夜1:30〜 [WOWOWライブ]
スコットランド vs フランス 2/11(日・祝)夜11:50〜 [WOWOWプライム]
第3節
フランスvsイタリア 2/24(土)午前4:45〜 [WOWOWプライム]
アイルランドvsウェールズ 2/24(土)夜11:00〜 [WOWOWライブ]
スコットランドvsイングランド 2/24(土)深夜1:30〜 [WOWOWライブ]
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