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国内
2017.07.15
アシックスカップ全国高校7人制大会 桐蔭学園などカップトーナメントへ！
今季2度目の全国高校大会が7月15日、東京都で開幕した。全国選抜大会に続く2冠目はセブンズでの勝負。最高気温34度という猛暑のなか、江戸川区陸上競技場など4会場で、15時から予選プールがおこなわれた。
全国選抜大会を優勝している桐蔭学園（神奈川）はオープニングマッチとして尾道（広島）と対戦。序盤2トライを奪い快調な滑り出しかと思われたが、そこから尾道が2トライを挙げる。ただ、桐蔭学園はゴールキックが決まらず、尾道は2本とも決め、14−10と尾道がリードして折り返した。
桐蔭学園にしては嫌な展開だったが、この局面を打開したのはHO原田衛主将。春はフロントローが大活躍、4人も高校日本代表候補に選ばれたほどだが、「フロントローが元気なので、原田を出そう」と決めたという藤原秀之監督。後半開始直後、自陣に攻め込まれたところでターンオーバーに反応すると、70メートルを独走して勝ち越しのトライを決めた。尾道のバックスが追いすがるも広いストライドでインゴール中央に飛び込み、17−14と逆転。その後2トライを追加した桐蔭学園が27−14と突き放した。さらに近大附和歌山を33−5と破った桐蔭学園は2連勝。明日のカップトーナメント進出を決めた。
16日の大会2日目はカップトーナメントが江戸川区陸上競技場で、予選2位校によるプレートトーナメントは江東区夢の島競技場、予選3位校が出場するボウルトーナメントは葛飾区総合スポーツセンター陸上競技場にて、それぞれ15時から開始される。明日はトーナメント1回戦、準々決勝までおこなわれる。
（取材：福田達）
＜予選プール結果＞
【プールA】
桐蔭学園（神奈川） 27−14 尾道（広島）
尾道 19−12 近大和歌山（和歌山）
桐蔭学園 33−5 近大和歌山
【プールB】
日本航空石川（石川） 51−0 山口（山口）
日本航空石川 26−22 國學院久我山（東京）
國學院久我山 28−10 山口
【プールC】
秋田中央（秋田） 27−14 高鍋（宮崎）
高鍋 37−7 関商工（岐阜）
秋田中央 47−17 関商工
【プールD】
清水南（静岡） 24−19 倉敷工（岡山）
黒沢尻工（岩手） 47−0 清水南
黒沢尻工 56−7 倉敷工
【プールE】
茗溪学園（茨城） 42−0 倉吉総合産業（鳥取）
松山聖陵（愛媛） 24−7 倉吉総合産業
茗溪学園 43−0 松山聖陵
【プールF】
城東（徳島） 24−0 若狭東（福井）
若狭東 24−5 東農大二（群馬）
東農大二 24−19 城東
※ 3校が勝点4で並び、得失点差で1位：城東、2位：若狭東、3位：東農大二
【プールG】
深谷（埼玉） 22−12 朝明（三重）
東福岡（前年度優勝校／福岡） 55−14 朝明
東福岡 42−14 深谷
【プールH】
石見智翠館（島根） 41−10 名護（沖縄）
石見智翠館 31−7 磐城（福島）
名護 40−0 磐城
【プールI】
御所実（奈良） 33−5 高知中央（高知）
國學院栃木（栃木） 33−5 高知中央
御所実 33−5 國學院栃木
【プールJ】
仙台育英（宮城） 24−24 熊本西（熊本）
東海大仰星（大阪） 31−5 仙台育英
東海大仰星 28−7 熊本西
※ 得失点差により2位：熊本西、3位：仙台育英
【プールK】
報徳学園（兵庫） 41−0 山形中央（山形）
佐賀工（佐賀） 45−0 山形中央
報徳学園 26−7 佐賀工
【プールL】
日川（山梨） 38−7 高松北（香川）
膳所（滋賀） 40−7 高松北
日川 17−12 膳所
【プールM】
西陵（愛知） 32−19 新潟工 （新潟）
西陵 22−19 鹿児島実（鹿児島）
鹿児島実 34−7 新潟工
【プールN】
大分東明（大分） 41−0 三本木農（青森）
大分東明 36−12 高岡第一（富山）
三本木農 19−17 高岡第一
【プールO】
京都成章（京都） 28−7 札幌山の手（北海道）
京都成章 28−5 長崎北陽台（長崎）
札幌山の手 22−5 長崎北陽台
【プールP】
筑紫（福岡） 19−7 下伊那農（長野）
流経大柏（千葉） 26−19 筑紫
流経大柏 36−0 下伊那農
＜カップトーナメント 1回戦 組み合わせ＞
桐蔭学園（神奈川） vs. 日本航空石川（石川）
秋田中央（秋田） vs. 黒沢尻工（岩手）
茗溪学園（茨城） vs. 城東（徳島）
東福岡（福岡） vs. 石見智翠館（島根）
御所実（奈良） vs. 東海大仰星（大阪）
報徳学園（兵庫） vs. 日川（山梨）
西陵（愛知） vs. 大分東明（大分）
京都成章（京都） vs. 流経大柏（千葉）
