各国代表 2017.06.19

U20ニュージーランドが記録更新で2年ぶりに世界一! 降格はサモア

U20ニュージーランドが記録更新で2年ぶりに世界一! 降格はサモア
U20チャンピオンシップで優勝しハカを踊るNZ選手
(Photo: Tamuna Kulumbegashvili / World Rugby)
 20歳以下世代の世界一を決める大会、「ワールドラグビー U20チャンピオンシップ」が5月31日から6月18日にかけてジョージアのトビリシとクタイシで開催され、決勝では、ニュージーランドが連覇を狙ったイングランドを64−17と圧倒し、2年ぶり6回目の優勝を遂げた。
 10年の大会歴史において、1チームが1大会(5試合)通算41トライ、決勝で10トライは最多。64得点、47点差という数字も、ニュージーランドが2010年大会でオーストラリア相手に作ったファイナルの記録(62−17)を更新し、強さを際立たせた。
 残留・降格がかかった11位・12位決定戦は、アルゼンチンがサモアを53−42で下し、残留を決めている。最下位となったサモアは、来年は下部大会の「ワールドラグビー U20トロフィー」で戦うこととなった。
 今年の「ワールドラグビー U20トロフィー」は8月29日から9月10日にかけてウルグアイのモンテビデオで開催され、日本を含む8か国・地域が参加する。

2

決勝でハットトリックを達成したNZのHOアサフォ・アウムア
(Photo: Tamuna Kulumbegashvili / World Rugby)

3

3位決定戦は南アフリカ(緑)がフランスを下した
(Photo: Lasha Kuprashvili/ World Rugby)

4

スコットランドは豪州を破りチーム史上最高の5位でフィニッシュ
(Photo: Levan Verdzeuli / World Rugby)

italy

イタリア(青)対ウェールズは1点差の熱戦となった
(Photo: Levan Verdzeuli / World Rugby)

geo

アイルランドに惜敗した開催国ジョージアだが、大会4日目にアルゼンチンを下し10位
(Photo: Tamuna Kulumbegashvili / World Rugby)

samoa

奮闘したサモアのロシ・フィリポ主将(右)だが、チームはアルゼンチンに敗れ降格となった
(Photo: Levan Verdzeuli / World Rugby)
<ワールドラグビー U20チャンピオンシップ 2017 最終順位決定戦>
▼決勝
・ニュージーランド 64−17 イングランド
▼3位・4位決定戦
・南アフリカ 37−15 フランス
▼5位・6位決定戦
・スコットランド 24−17 オーストラリア
▼7位・8位決定戦
・ウェールズ 25−24 イタリア
▼9位・10位決定戦
・アイルランド 24−18 ジョージア
▼11位・12位決定戦(残留・降格決定戦)
・アルゼンチン 53−42 サモア

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