各国代表
2017.03.16
アイルランド遠征中の高校日本代表 初戦はU19マンスターに惜敗
アイルランドに遠征している高校日本代表は現地時間3月15日、第1戦目として、リムリックのソーモンドパークスタジアムでU19マンスター代表と対戦し、7−17で敗れた。
樋口猛監督(新潟工業)が試合を振り返る。
「2016年度(第42期)高校日本代表のゴール『アイルランド代表に勝利する』に向けた初戦を迎えた。前半立ち上がりからペナルティが多く、ディフェンスでもプレッシャーをかけられず、自分たちのペースがつかめない苦しい展開となった」
前半21分、ディフェンスの連係ミスから先制トライを許し、32分にはラインアウトからモールで押し込まれ、0−10で折り返す。
後半もU19マンスターに先に得点されたが、高校日本代表は19分、ラインアウトからの攻撃でテンポよくつなぎ、途中出場のWTB木村朋也(伏見工業)がトライを挙げた。
「後半は、前に出るディフェンスが機能し、速いテンポのアタックから何度もチャンスを作る場面があり、ジャパンのペースでゲームをする時間が多くなった」
しかし、ゴール前に迫ってもなかなかトライを奪えず、結局、7−17でノーサイドとなった。
キャプテンの箸本龍雅(東福岡)は、「僕たちが掲げている『Beat Irish』まであと3試合。この期間でしっかりと『One Team』になり課題を修正して、一つひとつ大切に戦っていきたい」とコメントした。
第2戦は、19日にコナートのゴールウェイスポーツグラウンドでU19コナート代表と対戦する。