女子 2016.04.09

女子ワールドシリーズUSA大会 サクラセブンズは8強入りならず

女子ワールドシリーズUSA大会 サクラセブンズは8強入りならず
ニュージーランド戦でアタックする桑井亜乃(Photo: World Rugby / Mike Lee @ KLC Fotos)
 ワールドラグビー女子セブンズシリーズの今季第3ラウンド、アトランタ(アメリカ)大会が現地時間8日に開幕。女子セブンズ日本代表(愛称:サクラセブンズ)はプールCの最終戦でスペインを下したものの、ニュージーランドとアメリカに敗れて同組3位となり、プールA・Bの3位チームよりも得失点差の成績が悪かったため、カップ準々決勝進出を逃した。大会最終日の9日は、日本は9位以下のチームによるボウルトーナメントに臨む。
 2012年の女子セブンズシリーズ発足以来、3季連続で総合優勝しているニュージーランドにプール初戦で挑んだサクラセブンズだが、5-38で完敗。後半に谷口令子がスコアラーとなったものの、アトランタの栄冠を狙う女王に6トライを奪われた。
 次戦でぶつかったアメリカは、のちにニュージーランドから金星を奪うほどこの日は好調で、スピードとパワーを見せつけ前半だけで21得点。日本は後半に冨田真紀子と高野眞希がトライを挙げたが、最後を締めくくったのもアメリカで、12-33で敗れた。
 それでも、初日ラストのスペイン戦は15-7で勝利。前半2分過ぎに山口真理恵が先制し、そのあと一度はゲームをひっくり返されたものの、前半終了前に横尾千里が50メートル以上走り切り、逆転した。後半3分にも山口が貴重な追加点を挙げ、2日目につながる勝利を手にした。
 サクラセブンズはボウル準決勝で、リオデジャネイロオリンピック出場を決めている招待国のコロンビアと対戦する。

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