海外 2016.03.17

堀江と稲垣、かつての仲間と激突へ! レベルズ松島は試合メンバー入りならず

堀江と稲垣、かつての仲間と激突へ! レベルズ松島は試合メンバー入りならず
レベルズでプレーしていた頃の堀江翔太(Photo: Getty Images)
 スーパーラグビー初勝利をめざす日本チームのサンウルブズが、19日に東京・秩父宮ラグビー場でおこなわれる第4節・レベルズ(オーストラリア)戦の試合登録メンバーを発表した。
 現在0勝2敗。これまで先発15人を変えなかったマーク・ハメット ヘッドコーチだが、先週のチーターズ戦でリザーブだったPR浅原拓真、FL細田佳也、WTBパエア ミフィポセチをスターティングメンバーとして初起用。ベンチには元アルゼンチン代表のFL/NO8トーマス・レオナルディが新たに入る。
 チーターズ戦でハットトリックを決めたWTB山田章仁はこの試合も先発。
 2013年にレベルズのジャージーを着て初めて大舞台に立ち、2014年もメルボルンで輝いて2シーズンで18試合に出場した経験を持つサンウルブズ初代主将のHO堀江翔太と、昨年レベルズでスーパーラグビーデビューを果たしたPR稲垣啓太は、元チームメイトとの激突が注目される。
 一方、これまで2勝1敗のレベルズは、WTB/CTB松島幸太朗が帰国してサンウルブズとの対戦が期待されたが、試合登録メンバーには入らなかった。スーパーラグビー挑戦2年目で、ワラターズからレベルズに移った松島は今年3月5日のブルズ戦で念願のデビュー。わずか18分間の出場ながら強いインパクトを残していたが、先週のレッズ戦はベンチ入りするも出場チャンスはめぐってこず、東京でファンに勇姿を披露することもできなくなった。
 バックラインには、リコーで日本ラグビーを5年間経験している元ニュージーランド代表のCTBタマティ・エリソンが戦列復帰で先発。エリソンは脳震とうでレッズ戦を欠場していたが、問題は解消された。同じく元オールブラックで、キヤノンでもプレーするアダム・トムソンが8番を着る。
 肩を痛めていたキャプテンのSHニック・スターゼイカーも復活し、リザーブに入った。
<サンウルブズ 試合登録メンバー/第4節 レベルズ戦> 
1.稲垣啓太(パナソニック)  2.堀江翔太(主将/パナソニック)  3.浅原拓真(東芝)  4.大野均(東芝)  5.ティモシー・ボンド(前ベイ・オブ・プレンティ/NZ)  6.細田佳也(NEC)  7.アンドリュー・デュルタロ(アメリカ代表)  8.エドワード・カーク(前レッズ/豪州)  9.日和佐篤(サントリー)  10.トゥシ・ピシ(サントリー)  11.パエア ミフィポセチ(NTTドコモ)  12.田村優(NEC)  13.立川理道(クボタ)  14.山田章仁(パナソニック)  15.リアン・フィルヨーン(元南アフリカ代表)   
〔リザーブ〕
16.木津武士(神戸製鋼)  17.三上正貴(東芝)  18.垣永真之介(サントリー)  19.真壁伸弥(サントリー)  20.トーマス・レオナルディ(元アルゼンチン代表)  21.茂野海人(NEC)  22.デレック・カーペンター(前 トヨタ自動車)  23.笹倉康誉(パナソニック)

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