各国代表 2016.03.11

エディーがカード切る! トゥイランギ 21か月ぶりイングランド代表復帰

エディーがカード切る! トゥイランギ 21か月ぶりイングランド代表復帰
練習中に時折笑顔も見せるイングランド代表のエディー・ジョーンズHCとマヌー・トゥイランギ
(Photo: Getty Images)
 欧州強豪6か国が競うシックスネーションズは、今週末に天王山の戦いがおこなわれる。これまで唯一の3戦全勝であるイングランドと、2勝1分で同じく負けなしのウェールズが現地時間12日にロンドン郊外のトゥイッケナムスタジアムで激突するのだ。
 自国開催ワールドカップでプールステージ敗退という屈辱を味わったイングランドだが、日本ラグビーの歴史を変えた名将エディー・ジョーンズを指揮官に迎え、勝ちを重ねて誇りを取り戻そうとしている。もしイングランドがウェールズを倒し、2勝1敗で3位につけるフランスが13日のスコットランド戦に敗れれば、イングランドが5年ぶりの王座奪還。そして、チームにとっては13年ぶりのグランドスラム(全勝優勝)が見えてくる。
 エディー・ジョーンズ ヘッドコーチは第3節のアイルランド戦と同じ先発15人を起用するが、ベンチメンバーにCTBマヌー・トゥイランギを入れた。24歳でイングランド代表25キャップを持つトゥイランギは、股関節付近の怪我で約15か月間プレーできず、1月に所属クラブのレスター・タイガースでカムバックを果たした。その後、太もも裏を痛めていたが回復し、2014年6月以来のテストマッチに臨む。
 グラウンド外でたびたび騒動を起こし、昨年5月にはタクシードライバーと女性警察官2人に暴行したことで有罪判決を受け、ワールドカップ選考から外されたトゥイランギ。しかし、サモアの有名なラグビー一家に生まれた彼はパワフルでラグビーセンスに優れ、ジョーンズ ヘッドコーチは、オールブラックスでワールドカップ連覇を遂げ、昨年のニュージーランド年間最優秀選手に選ばれたマア・ノヌーのようなCTBになれると期待している。
 両チームは昨年のワールドカップで“死の組”と呼ばれたプールAに入り、そのときはウェールズが28-25で勝って、トゥイッケナムに集まったイングランドサポーターをだまらせた。今回の試合登録メンバー中17人は、当時主将だったFLクリス・ロブショウを含めて悪夢を経験したメンバーであり、雪辱に燃えている。
 一方のウェールズも前節のフランス戦からスターティングメンバーを変えておらず、互いにベスト布陣での激突となる。

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