セブンズ
2016.02.07
シドニーでも厳しいレッスン… 男子セブンズ日本代表 5戦全敗
ポルトガル戦で力強い走りを見せた後藤輝也(撮影:出村謙知)
シドニーセブンズ(ワールドセブンズシリーズ2015-16 第4ラウンド)に参戦した男子セブンズ日本代表は、大会最終日の7日、9位以下のトーナメントに臨み、ポルトガルに17-31、ロシアに17-24で敗れ、5戦全敗(初日:プール戦3連敗)で大会を終えた。
ポルトガルとのボウル準々決勝は、先制されたものの、巧みなオフロードも見せた後藤輝也が力走し、豊島翔平のタックルと大島佐利のボール争奪でターンオーバーしてから副島亀里 ララボウ ラティアナラのトライを生むなどして、12-12で前半を終えた。
しかし、後半3分に相手にしぶとくつながれスコアを許すと、5分にはラックでターンオーバーされ、連続失点。直後のリスタートキックオフでもポルトガルの選手がボールを確保してそのまま独走し、勝負あった。
13位以下のトーナメントに回ることとなった日本はシールドトロフィー獲得をめざしたものの、ロシアに逆転負け。
この試合でも先制され、前半3分すぎに山田章仁、レメキ ロマノ ラヴァ、橋野皓介とつないでチームトライを挙げたが、リスタート直後、ディフェンスがあまくなりすぐに取り返された。前半終了前にレメキのトライで勝ち越したが、後半2分過ぎに失点。4分にキックオフボールを確保して橋野の約70メートル独走で同点に追いついたのもつかの間、ボディバランスのいいロシアのランナーを止めることができず、17-24で敗退となった。