各国代表 2016.01.08

エディー困った… 快足WTBメイなどイングランド代表候補に負傷者続出

エディー困った… 快足WTBメイなどイングランド代表候補に負傷者続出
ワールドカップのウェールズ戦でトライを決めたイングランド代表WTBジョニー・メイ
(Photo: Getty Images)
 ヨーロッパの強豪6か国によるシックスネーションズが2月6日から始まるが、イングランド代表の新ヘッドコーチに就任したエディー・ジョーンズは、候補選手たちの相次ぐ負傷で頭を抱える日が続いているかもしれない。
 昨年のワールドカップでイングランド代表の1番手左WTBだった25歳のスピードスター、ジョニー・メイは、年末に負傷したひざの手術をし、今シーズン中の復帰が絶望的となった。メイが所属するグロスターによると、12月27日にトゥイッケナムでおこなわれたプレミアシップのハリクインズ戦で左ひざの靭帯を痛め、状態は深刻で、今週に手術を受けたという。19キャップを持つメイについて、ジョーンズ ヘッドコーチはかつて「彼は大きくて速く、1対1に強い選手。ランニングスキルも上達してきた」と評価していたが、しばらく起用することはできない。
 ほかにも、スコッドメンバー候補とみられていたバースのLOデイヴ・アトウッドも首の手術し、代表デビューが期待されていたレスター・タイガース主将のLO/FLエド・スレイターはひざの怪我で長期プレーできない。ワールドカップメンバーのPRキアラン・ブルックス(ノーサンプトン)、CTBヘンリー・スレイド(エクセター)、さらにブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズの経歴を持つPRアレックス・コルビシエロ(ノーサンプトン)も負傷中。代表25キャップを持つパワフルなCTBマヌー・トゥイランギ(レスター)は股の付け根部分を痛めて2014年10月からプレーしておらず、いまもフィットネスを取り戻すのに苦労している。
 ジョーンズ ヘッドコーチは来週にもシックスネーションズに向けた第1次エリートメンバーを発表する予定。2019ワールドカップ日本大会を視野に入れての第一歩であり、主将は誰になるかも含めて注目される。

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