ミシャラクに吉報、トゥラン=デュックは落選。フランス代表W杯スコッド発表
ラグビーワールドカップの決勝舞台に3回立ったが、一度も栄冠を獲得していないフランス代表。今秋、英国で開催される第8回大会で悲願達成なるか。フィリップ・サンタンドレ ヘッドコーチは23日、ワールドカップスコッド31名(FW17、BK14)を発表した。
前回大会で決勝を含む6試合に出場し、50キャップを重ねたSOフランソワ・トゥラン=デュック(28歳)は落選。脚の骨折から復活し、今月15日のイングランド戦で約1年半ぶりにフランス代表としてプレーしたが、指揮官に最高のアピールをすることはできなかった。
代表合宿に参加していたPRグザヴィエ・チョッキ、LOセバスチャン・ヴァアマイナ、NO8ロアン・グジョン、CTBレミ・ラメラも悔し涙をのんでいる。
一方、先週末のイングランド戦で安定したキック力を示した72キャップのSOフレデリック・ミシャラク(32歳)は選出された。その試合で17点を稼いで勝利に貢献し、フランス代表通算最多得点者となったミシャラクは、2007年大会以来3回目のワールドカップとなる。
フランスは9月5日にスコットランドとウォームアップマッチをおこなってから本番に臨む。
そして、同月18日から始まるワールドカップではプールDに入り、イタリア、ルーマニア、カナダ、そしてアイルランドと対戦する。
【FW】
Uini Atonio(ラ・ロシェル)、Eddy Ben Arous(ラシン)、Vincent Debaty(クレルモン)、Nicolas Mas(モンペリエ)、Rabah Slimani(スタッド・フランセ)、Guilhem Guirado(トゥーロン)、Benjamin Kayser(クレルモン)、Dimitri Szarzewski(ラシン)、Alexandre Flanquart(スタッド・フランセ)、Yoann Maestri(トゥールーズ)、Pascal Pape(スタッド・フランセ)、Thierry Dusautoir(主将/トゥールーズ)、Bernard Le Roux(ラシン)、Yannick Nyanga(ラシン)、Fulgence Ouedraogo(モンペリエ)、Damien Chouly(クレルモン)、Louis Picamoles(トゥールーズ)
【BK】
Rory Kockott(カストル)、Morgan Parra(クレルモン)、Sebastien Tillous-Borde(トゥーロン)、Frederic Michalak(トゥーロン)、Remi Tales(ラシン)、Mathieu Bastareaud(トゥーロン)、Alexandre Dumoulin(ラシン)、Gael Fickou(トゥールーズ)、Wesley Fofana(クレルモン)、Brice Dulin(ラシン)、Sofiane Guitoune(ボルドー)、Yoann Huget(トゥールーズ)、Noa Nakaitaci(クレルモン)、Scott Spedding(クレルモン)