海外 2015.02.02

サニックスのメイはハリケーンズ復帰! 多くのトップリーガーがSR参戦へ

サニックスのメイはハリケーンズ復帰! 多くのトップリーガーがSR参戦へ

Ben May

2年ぶりにスーパーラグビーでプレーするベン・メイ
(撮影:Hiroaki. UENO)

 南半球最高峰リーグのスーパーラグビーが来週金曜日、2月13日に開幕する。
 メルボルン・レベルズ(オーストラリア=豪州)の背番号2が期待されていたパナソニック主将のHO堀江翔太は、日本代表として万全の状態で秋のワールドカップに臨むべく、痛めていた首を手術することを決め、今季スーパーラグビーでのプレーを断念した。しかしながら、トップリーグ連覇を果たした同じ野武士のSH田中史朗はハイランダーズ(ニュージーランド=NZ)で3年目を迎え、WTB山田章仁はウェスタン・フォース(豪州)に新加入して世界クラスの猛者が集う舞台に初挑戦する。日本代表主将のFL/NO8リーチ マイケル(東芝)はNZのチーフス入り。同じくジャパン選手のFL/NO8ツイ ヘンドリック(サントリー)は豪州のレッズに加わる。

 外国人トップリーガーも次々とスーパーラグビー参戦が決まっており、NZのハリケーンズは2月2日、宗像サニックスでプレーしていた大型PRベン・メイの復帰を発表した。サニックスの仲間であるLO/FLジャック・ポトヒエッターはワラターズ(豪州)のメンバーであり、対決が実現するかもしれない。
 堀江を失ったレベルズだが、近鉄で活躍した元ワラビーズのLO/FL/NO8ラディキ・サモを獲得。コカ・コーラ在籍のWTBニック・カミンズは今年もフォースでプレーすることが決まり、豪州代表返り咲きも期待される。
 元NZ代表であるキヤノンのFLアダム・トムソンはレッズの新戦力。ホンダのトップリーグ自動昇格に貢献したWTBホゼア・ギアはチーフスに加わり、オールブラックス復帰も目指す。

 今後も、新たなサプライズニュースがあるかもしれない。

 そのほか、神戸製鋼のSHアンドリュー・エリス(NZ・クルセイダーズ)、NECのWTBネマニ・ナドロ(クルセイダーズ)、リコーのCTBタマティ・エリソン(レベルズ)、豊田自動織機のNO8ライアン・カンコウスキー(南アフリカ・シャークス)、東芝のSO/CTBフランソワ・ステイン(シャークス)、パナソニックCTBのJP・ピーターセン(シャークス)、サントリーのFLスカルク・バーガー(南ア・ストーマーズ)、NTTドコモのFLハインリッヒ・ブルソー(南ア・チーターズ)、NTTコムのSOエルトン・ヤンチース(南ア・ライオンズ)などは昨年同様にスーパーラグビーでプレーする予定だ。

 また、神戸製鋼のヘッドコーチだったギャリー・ゴールドはシャークスで指揮を執る。

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