国内 2014.10.19

キヤノンとトヨタ自動車が上位グループ進出! 近鉄とリコーは奮闘実らず

キヤノンとトヨタ自動車が上位グループ進出! 近鉄とリコーは奮闘実らず

Toyota

昨季6位のトヨタ自動車は辛くもトップ8入りし、優勝争いに残った(撮影:高塩隆)

 ジャパンラグビートップリーグのファーストステージ最終節、全8試合が19日に各地でおこなわれ、キヤノンとトヨタ自動車がセカンドステージ上位グループ(グループA)の最後の2枠に入った。

 この2チームのほか、近鉄とリコーにもチャンスがあったプールBのサバイバルゲーム。
 トヨタ自動車とリコーは東京・秩父宮ラグビー場で直接対決をおこない、同組の暫定4位だったトヨタ自動車が6位からのジャンプアップを狙ったリコーを13−12で下した。 
 試合開始早々、リコーのNO8柳川大樹がハーフウェイから中央突破し、パワフルに約50メートルを走り切って先制したものの、トヨタ自動車は堅守で大崩れせず、PG2本で逆転。後半32分にはFWが突進を繰り返してゴールに迫り、途中出場のHO彦坂圭克がトライを決めてリードを広げた。リコーはラスト2分で1点差に詰めたものの、結局、4トライ以上獲得しての勝利という最低条件をクリアできず、この時点でリコーの脱落が決まった。

 トヨタ自動車の上位グループ進出が確定したのは、20分遅れて大阪・近鉄花園ラグビー場でキックオフした近鉄×コカ・コーラの試合が31−14で終わったときだ。近鉄は4トライ以上を獲得してボーナスポイントも手にし、総勝点はトヨタ自動車の「22」に並んだものの、得失点差でライバルを上回ることができなかった。
 コカ・コーラに25点以上差をつけて勝てば近鉄が上位になるはずだったが、後半18分に31−7(24点差)としてからはなかなか追加点が取れず、逆にフルタイムのホーンが鳴ったあと、コカ・コーラのFL山下昂大にトライを奪われ、自力でプールB・4位以上を決めることはできなかった。

 前節を終えた時点で総勝点22(暫定3位)だったキヤノンが、愛媛・ニンジニアスタジアムで神戸製鋼に42点差以上で大敗すれば、この試合の結果を待つ近鉄に笑顔が戻るかもしれなかったが、ファイナルスコアは14−17。キヤノンは敗れたものの、7点差以内の敗戦によるボーナスポイント1点を獲得し、総勝点23でプールB・3位を死守した。
 この結果、上位グループの最後の2枠にはキヤノンとトヨタ自動車が入り、善戦及ばなかった近鉄とリコーは、セカンドステージは下位チームが集うグループBで戦う。

 ファーストステージの各プール最終順位も確定し、すでに4強が決まっていたプールAは、昨季王者のパナソニックがNTTコミュニケーションズを43−13と圧倒し、1位でフィニッシュ。NTTコムは4位。前節終了時点でトップに立っていた東芝は同3位のヤマハ発動機に14−19で敗れ、2位通過でセカンドステージに進む。

 プールBの首位を争っていた神戸製鋼とサントリーは揃って勝ち、キヤノンを下した神戸製鋼が無敗(6勝1分)で1位通過となった。2季ぶりのタイトル奪還を目指すサントリーはNTTドコモを61−12と圧倒し、6勝1敗。2位通過ながら勢いをつけてセカンドステージに臨む。

 なお、ファーストステージの順位に応じてボーナスポイントが与えられることになっており、ファーストステージの1位と5位は4ポイント(5位以下はグループB)、2位・6位は3ポイント、3位・7位は2ポイント、4位・8位は1ポイントを持ってセカンドステージを開始する(ファーストステージで得た勝点はクリアされる)。

 11月は各国の代表チームが試合をおこなうウインドウマンスのため、トップリーグは1か月以上中断となり、セカンドステージは11月28日から始まる。

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NTTドコモに大勝したサントリーはプールBを2位通過(撮影:高塩隆)

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