国内 2014.10.10

サントリー、若手主体でキャリア組も続々 NO8竹本前主将が今季初先発へ

サントリー、若手主体でキャリア組も続々 NO8竹本前主将が今季初先発へ

NO8TAKEMOTO

竹本隼太郎(撮影:BBM)

 日本最高峰であるラグビートップリーグは、ファーストステージが約2週間のブランクを経て再開する。11日、大阪・近鉄花園ラグビー場では、一昨季まで2連覇していたサントリーが地元の近鉄とプールBの第6節をおこなう。2011年度優勝時の主将だったNO8竹本隼太郎は、今季初先発を果たす。

 2シーズンぶりの王座奪還を狙うチームは、「アグレッシブ・アタッキング」を提唱する。 陣地や時間帯を問わず、複層的な陣形を組んで攻め続けたい。選手起用においては、2年目のWTB中?隆彰ら若手を数多く出場させている。世代交代の方針と故障者のポジションの補填のためだ。就任3年目の大久保直弥監督は語る。

「チームを勝たせることと同時に、世代交代を頭の片隅に置いてはいる」

 しかし、シーズン序盤は思うようにスコアを重ねられず、9月19日の第5節では神戸製鋼を相手に今季初黒星を喫した(●22−29/東京・秩父宮ラグビー場)。ファーストステージの順位に基づきグループA、Bに振り分けられるセカンドステージを11月下旬に控え、年長者と若年層の融合が待たれる。指揮官はこうも言った。

「(従来のサントリーのスタイルを)わかっている人間が、彼ら(若手)の成長を後押しできるということもある。何もわからない人同士で出るより、ゲームのなかで1人、2人、『もっと、こうした方がいいよ』という人が入った方が、まぁ、助かりますよね」

 9年目で2010年度から2年間主将を務めたNO8竹本隼は、「最低限のコミュニケーション。しんどい時のいいプレーをやり続けること…自分の責任を果たしたいと思います」と役割を認識する。大久保監督から「(シーズン序盤は)彼本来の持っている動きをできる状態ではなかった。いまは大分、フィットしてきた」と主力組への合流を認められたなか、こう決意を語っていた。

「神戸に負けてから、チームのラグビーをやろうという意識が(改めて)出てきた。もう一度、しんどいアタッキングラグビーをやって、皆と喜び合いたい。コミュニケーション、大事ですね。(攻撃に必要な陣形を)早くセットするには、話しながら動いていく必要がある。普段から相手を見ながら、気遣いながら動ければそういうことができると思う。それが本当にできたら、勝っていける」

(文:向 風見也)

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