国内 2014.09.14

サントリー、背水の陣のリコーに快勝 「相手を越える」

サントリー、背水の陣のリコーに快勝 「相手を越える」

Sun1

リコーのLO柳川とFLブロードハーストからダブルタックルを食らうサントリーNO8バーガー
(撮影:長尾亜紀)

<トップリーグ 2014-2015 1stステージ 第4節 プールB>
サントリー 38−26 リコー
(2014年9月13日/神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場)

 開幕3連敗中のリコーは、守備時の接点の球に素早く絡んだ。健闘か。否。本来は密集へ突っ込むより「守備網に多くの人数を」とWTB小松大祐主将は考えていた。
 それに対してサントリーは「接点で相手を越える」とFL佐々木隆道は意気込んでいた。ボール保持者を支える援軍が、相手を引っ張り込みつつ勢いよく前に出る。次の局面でCTB村田大志が「ここ、と思うところでボールがもらえた」と大外の空間を鋭く駆ける。今季は3連勝中ながら消化不良だった昨季準優勝チームは、目指す攻めのテンポに見合った技術と意識を再点検した格好だ。SOトゥシ・ピシを軸に前半を24-0とした。大久保直弥監督の述懐。「いい1対1の状況を作れたという意味では、インサイド(接点際)でいい仕事をしたな、と」。終盤にLO真壁伸弥主将の一時退場を契機に連続失点を許すも、本来の持ち味を示したことは収穫だ。
 リコーのスイッチが切れかけたのは前半27分。相手にスコアを17-0とされた場面か。一時退場処分で1人少ないなか、守りの立ち位置を決め切る前にFL西川征克の独走を許した。概ね取れている統率が時折…。

(文:向 風見也)

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