各国代表 2014.09.03

足首回復のゲニア、NRCで代表復帰アピールへ! スペイトも最終テスト

足首回復のゲニア、NRCで代表復帰アピールへ! スペイトも最終テスト

Genia

今季スーパーラグビーは怪我に苦しんだウィル・ゲニア。完全復活へ
(撮影:Yasu Takahashi)

 ハーフバックスを固定できず、南半球4か国対抗戦の第3節(南アフリカ代表戦)では新たなコンビネーションを試すことになったオーストラリア代表だが、足首の故障で長期離脱していた55キャップ保持者のSHウィル・ゲニアが、ゴールドジャージーの9番奪取に向けて本格的に動き出す。

 レッズに所属するゲニアは、今年のスーパーラグビー期間中に右足首を痛め、6月に手術を受けた。現在、代表チームからは離れているが、新設された国内リーグのナショナルラグビーチャンピオンシップ(NRC)でブリスベンシティの一員としてプレーするチャンスを得、今週土曜日のメルボルン・ライジング戦で試合登録メンバー入りすることが明らかになった。
 「十分にいいプレーをしたら、(代表に再び)呼んでもらえるだろう」と豪州メディアの『FOX SPORTS』に語っており、代表ヘッドコーチのユーアン・マッケンジーに完全復活をアピールする。

 ほかにも、36か月間継続居住の条件がクリアとなって9月11日にオーストラリア代表の資格を得るフィジー出身のWTBヘンリー・スペイト(ブランビーズ)が、キャンベラ・バイキングスのジャージーを着て、6日のNRC第3節(クイーンズランドカントリー戦)でプレーする予定。スペイトは7月26日のスーパーラグビー準決勝で右太もも裏を痛めリハビリを続けていたが、ようやく回復し、代表デビュー前の最終テストに臨む。

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