海外
2014.05.19
ハリケーンズのハメットHC、来季からカーディフのボスに
ウエールズのカーディフ・ブルーズは18日、南半球スーパーラグビーのハリケーンズ(ニュージーランド)で現在指揮を執っているマーク・ハメット氏が、来季から3年契約でディレクター職に就くと発表した。
元ニュージーランド代表HOのハメット氏(41歳)は、2005年から本格的に指導者の道を歩み、古巣クルセイダーズのFWコーチなどを経て2011年にハリケーンズのヘッドコーチに就任。チームスタイルに適応できなかったオールブラックスのCTBマア・ノヌーやHOアンドリュー・ホアをバッサリ切り捨てるなど、厳しい姿勢が論争を引き起こすこともあった。
ウェリントンの地方紙『ドミニオンポスト』によれば、カーディフ側は1年前からハメットHCにアプローチしていたようで、同氏は先月、今シーズン限りでハリケーンズを退団することを明らかにしていた。
ハリケーンズはスーパーラグビーで優勝したことがなく、2009年を最後にプレーオフからも遠ざかっているが、今季は14節を終えた時点で8位(残り4試合)。プレーオフ進出圏内である6位チームとの勝点差は僅差であり、ハメット氏は旅立つ前に結果を残したいところだ。