各国代表 2014.02.06

スコットランド代表WTBマイトランド 負傷で欧州6か国対抗戦から離脱

スコットランド代表WTBマイトランド 負傷で欧州6か国対抗戦から離脱

Sean

スコットランド代表のなかでは数少ないライオンズ選手であるショーン・マイトランド
(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)

 今週土曜日に長年のライバルであるイングランド代表と対戦するスコットランド代表だが、キーマンのひとりとして期待されていたWTBショーン・マイトランド(25歳)が負傷により欠場することとなった。先週末のアイルランド代表戦で負った怪我は予想以上に深刻で、シックスネーションズ(欧州6か国対抗戦)の残り4試合はすべて、不参加となる。

 2日に行われたアイルランド代表戦の前半31分、ハイパントボールをめぐって相手WTBデイヴ・カーニーと空中で衝突し、着地した際に右足にダメージを負ったマイトランド。脳震とうも心配され、その後ベンチへ退いていた。病院で詳しい検査を受け、膝と足首に全治約8週間の損傷を受けていることが判明。スコットランドラグビー協会によれば、幸いにも手術の必要はなく、現在は所属するグラスゴー・ウォーリアーズのメディカルチームのもとでリハビリを開始しているという。

 マイトランドはニュージーランド出身で、2010年にNZマオリ代表に選ばれたがオールブラックス入りはならず、父方の祖父母がグラスゴー出身であることから2013年にスコットランド代表入り。母国のクルセーダーズでプレーしていた頃、スーパーラグビーで最多トライゲッターになったことがある勝負強いフィニッシャーで、昨年は英国とアイルランドの一流選手を集めて結成されるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのメンバーにも選出された。

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